ルイ十七世の謎と母マリー・アントワネット...

- 近代文芸社 価格 ¥ 3,150
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ルイ十七世の謎と母マリー・アントワネット―革命、復讐、DNAの真実


近代文芸社

価格(new/used): 3,150 円 / 5,645 円 より
発売日: (2004-09) アマゾン売上ランキング: 177087 位
単行本 / 通常24時間以内に発送
[ユーザーによる評価] 平均評価: 5.0 / 総数: 4件

最近の「DNA鑑定」の威力について
この本を読んで、改めて思ったのだけど、最近の「DNA鑑定」の「精緻さ」には、驚嘆させられる。
このルイ17世と思われるわずかな「心臓の一片」から、ごく少量の完全な細胞を取り出して、鑑定して、それが、ルイ17世と「確定」したのだから、科学の進歩って、本当にすごいと思う。
それにしても、最近は、こういう「科学の力」によって、私達が、歴史をいろいろとロマンティックに想像していたものが、「真実か嘘か」がわかるようになってきた。
其の一例として、あのロシアのニコライ2世一家の行く末だ。あのアナスタシア皇女が国外に脱出できたとか、マリア皇女も別な所に逃げて無事だったとか、いろいろ諸説があったけど、残された遺骨の「DNA鑑定」で、それらが、ニコライ2世一家の物だと、最終的に「確定」した。だから、皇女たちは、逃げようがなかったのだ。
又、あのカスパールハウザーの謎とか、エジプトで発掘されたミイラの親子関係まで、わかるようになってきている。
本当に、科学の力って、凄いのだな、と理解させてくれる、一冊である。
真実の記録
アントワネットと家族、子供たちについて多くの証言などから、真実を垣間見る貴重な一冊です。以前に読んだ2冊は、マリーテレーズの回想録を信用できないとしていましたが、この本を読むと、彼女の真面目な性格が良く判り、誇大表現がないことに気づきます。
タンプル塔で働く者たちの書き残した記録と、シモンの虐待、エベールの虐待の記憶と革命政府に放置されたルイシャルルの哀しさに、声を殺して泣きました。
すっきりしました!
ルイ17世の約2世紀にわたる謎、フランスでは国民の大変な関心事なのに、日本では情報自体が少なすぎて困っていました。フランス語読めないし・・・
この本はとてもわかりやすく、詳しく書かれてあるのですごく満足です。
他にノンドルフの子孫のホームページの紹介等も載っていて〔HPはフランス語〕また違った見解も見ることができました。
ただ、よほど興味のある人じゃないと、読む気が失せてしまうかも。
前半は革命勃発後の王家の様子が、、。
様々な書簡などで詳しく表されています。それぞれがどんな罪があれ、こういう状況に陥った一家族の恐れおののきは理解するべきだろうし、また家族を思う気持ちはどんなに社会的能力がない人でもあるに違いないということも。ルイ17世を巡る真贋闘争は誰の元にも悲哀しか残しませんが、時代を超えて親族の髪の毛と彼の心臓が廻りあった瞬間は胸が熱くなりました。