精神科医が見たレオナルド・ダ・ヴィンチ

- 近代文芸社 価格 ¥ 1,890
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精神科医が見たレオナルド・ダ・ヴィンチ


近代文芸社

価格(new/used): 1,890 円 / 384 円 より
発売日: (2004-08) アマゾン売上ランキング: 404321 位
単行本 / 通常24時間以内に発送
[ユーザーによる評価] 平均評価: 5.0 / 総数: 1件

モナ・リザの子供がダ・ヴィンチ!?
膨大な諸資料を検証し、加えて著者はダ・ヴィンチの生家が在る
フィレンツエ西方のヴィンチ村にまで出かけて調べた事を基にして、
少ない紙数の中で、ダ・ヴィンチの実像に迫っている。
自画像と隠し絵をキーワードにして、イタリア・ルネッサンス時代及び以降の
著名な画家と作品、そして彼等の人間関係と時代背景との関連を、
写真や図表を使って、解かり易く書かれている。クイズが有ったりして厭きさせない。
学校で学んだ程度の断片的な西洋史的知識が、読み進むうちに繋がって来て、
知的満足感が膨らんだ。
最も心を動かされたのは、かの有名な「モナ・リザ」のモデルは誰か?
と言うテーマに関する分析と考察である。従来の諸モデル説を検証し、
関連資料を整理して、ダ・ヴィンチ家の家系図及び年表などが要領良く
纏められていて、論点の理解を助けてくれる。
ダ・ヴィンチの手記やフロイト等の論文等を踏まえて、医学的見地からと
精神科医ならではと思う論考は説得力充分で「モナ・リザの微笑」の謎も
解けた気がした。母を思う子の心が絵に込められたのであろうか。
この本を読んだ直ぐ後に「ダ・ヴィンチ コード」を読んだのだが、
西洋史的知識が重なる部分が多く、補完・相乗効果が有って、楽に面白く読めた。