アルケミスト - The Alchemi...

- 講談社 価格 ¥ 819
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アルケミスト - The Alchemist 【講談社英語文庫】


講談社

価格(new/used): 819 円 / 774 円 より
発売日: (2005-09-08) アマゾン売上ランキング: 169195 位
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[ユーザーによる評価] 平均評価: 4.0 / 総数: 3件

TOEIC700点台では、読むのは厳しい。
私は、現在TOEIC700点台です。留学経験がないこともあり、英語文化の背景知識はあまり持ち合わせていません。

英語に触れる量を増やそうと思い、レビューなどを参考に、PENGUIN READERS(level 4-6)などと一緒に購入しました。しかし、PENGUIN READERSに比べ、読書として楽しむことができるほどスラスラとは理解できませんでした。

読みにくかった理由としては単語と背景知識の2点だと思います。
・昔の砂漠を舞台としているため、TOEIC英語や受験英語とは出てくる単語が違うこと
・ストーリーに宗教的な要素が若干絡んでいるため、無宗教の自分で背景知識のない自分には行間が読めないところがあること

ストーリーが気になったため、後日改めて日本語版を購入し読み直しました。
Nothing is Written.
ふつうのペーパーバックではなく講談社英語文庫にはいっていたアルケミスト<The Alchemist>を買いました。(やっぱり日本の文庫本は読みやすい)

「Personal Legend」、つまり人それぞれの生きる目的の探求(Quest)をテーマにした素晴らしい小説だとはおもうのですが、キリスト教やイスラム教という一神教の世界に生きていない私には多くの違和感を感じた小説でもあります。

違和感を感じたものひとつ、それはアラビア語で「Maktub[Written/(すべては神によって聖なる書にそうなるように)書かれている]」という言葉です。そんなことはない、というのが私の意見です。だから映画「アラビアのロレンス」で、ロレンスが言った「Nothing is Written.」というフレーズに感動したのだとおもいます。「Written」という言葉はこの映画によくでてきた言葉です。また、映画「ターミネーター2」でも「No fate」という「Nothing is Written.」というフレーズに似た言葉がよくでてきました。

ですから、「Maktub/Written」というまわりの言葉に導かれ、神の加護をうけ、自分の心のうちにある声を信じて、「宝探し」の旅にでた主人公の少年・サンティアゴが途中かずかずの苦難に見舞われるのですが、どうせ神様が助けてくれるのだろうということで、読んでいてどこかワクワク感がないのです。そして、サンティアゴは幸運に恵まれすぎています。また、物語自体があまりに神懸かりすぎています。

しかし、サンティアゴが砂漠と対話するシーン、風と対話するシーン、太陽と対話するシーン、そして(神の)手を感じるシーンの存在感は圧倒的でした。
良かったですよー。
凄く良かったです。心に響くメッセージがいっぱいありました。夢がありました。そして、いろんな旅がありますが、やっぱり旅は素晴らしくいいものだなあと思いました。また旅がしたくなりました。旅に出かけましょう。
図書館で借りて読みましたが、手元において時々読み返したいので購入しようと思ってます。彼のほかの作品も読んでみます。
何かしたいのに一歩を踏み出せずにいる私のような人に読んで欲しいと思ってレビューを書いてみました。