アウト 英文版〈OUT〉

スティーブン・スナイダー - 講談社 価格 ¥ 2,533
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アウト 英文版〈OUT〉

スティーブン・スナイダー
講談社

価格(new/used): 2,533 円 / 1,981 円 より
発売日: (2003-05-10) アマゾン売上ランキング: 570831 位
ハードカバー / 通常24時間以内に発送
[ユーザーによる評価] 平均評価: 4.5 / 総数: 73件

これはミステリーなのか?
特に後からはっと気付かされるトリックもあるわけではなく、淡々と物語が進行。何が面白く、何でミステリーとして多くの賞をもらっているのか不明。時間を無駄にした。
おもしろいが「リアルワールド」と構成がまったく一緒なのはいかがなのものか
この著者の作品「リアルワールド」は4人の女子高生が殺人事件をきっかけに、
殺人犯に加担し、それぞれの本性が表れていく・・・
この「OUT]もまるでこのプロトタイプと同じ。
4人の主婦が殺人事件をきっかけに加担し、それぞれの本性が表れていく・・・
おもしろい話ではあるけど、リアルワールドの単なる主婦版。

主婦の漠然とした不安や苦悩が何かの拍子に崩れていく様は、
やや極端な記述とはいえ、現代日本に生きる主婦の心の悩みをえぐった、
すばらしい作品ではあるとは思う。

前半はたるいが後半になってどんどんおもしろくなっていく。
嗅覚+皮膚感覚に訴える力はキモかっこいい!
深夜の弁当工場の空気感、ニオイ、皮膚にまとわりつくのは転んでひっくり返したソースばかりでない・・解体される屍体からのおびただしい出血、体液、そして精液などの醸すなんともいやな感触がすべてカオスとなって行間からあふれ出てきます。皮膚や粘膜に直に触れる感覚は女性の方が鋭敏だからだろうか?

なんでこの作家はこんなにキモかっこいいんだろう!。
女たちのフラストレーションが爆発する時
失意と狂乱が入り混じった人間独特の毒気を大胆に描いた読み応えがある作品。
殺人事件を発端に想わぬ方向へ事態が一転していくスリリングさに拍車をかけます。
こえー
一気読みですね。続きが気になってページをめくる手が止まらないとはまさにこのことか、
という。
特に物語終盤の畳みかけるような展開の仕方、見事でした。
ミステリーという枠には収まりきれない作品です。
キーパーソン達の精神力と行動力にはただただ恐れをなしました。