これが潜水艦だ―海上自衛隊の最強兵器の本...

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これが潜水艦だ―海上自衛隊の最強兵器の本質と現実 (光人社ノンフィクション文庫 571)


光人社

価格(new/used): 720 円 / -- 円 より
発売日: (2008-05) アマゾン売上ランキング: 10503 位
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[ユーザーによる評価] 平均評価: 5.0 / 総数: 2件

実に興味深いです。
実際に潜水艦の艦長をされていた著者の体験、経験に基づいて大戦中から現代の潜水艦戦及び潜水艦生活について書かれている本です。(著者の中村様は演習で海自潜水艦で初めてアメリカ原潜に勝った艦長だそうです)
初心者の方にもわかりやすいばかりでなくミリオタを自負してきた自分が全然間違った認識を持っていたことに驚きました。
海自水上部隊の対潜能力は世界でもトップクラスと信じてきた私ですが(装備は間違いなくトップクラス)
「海自の水上・航空部隊との訓練の時に本気を出すと潜水艦が見つからないのでわざとシュノーケル出して見つかるように行動してやってるのに 見 つ け て く れ な い 」本文p104
なんてあたりを読むと日本の国防大丈夫?とか本気で心配になります。
守秘義務があるのであまり細かい数値とか戦術とかは書けないとの事ですが
それでも潜水艦に興味のある方には絶対損のない作品だと思います。
潜水艦の嫌いな水上艦万歳主義の方には腹立たしい内容かも・・・・w

第2章の艦内生活も始めて知る話が多くてとても楽しく読めます。
そのほか興味深い話がてんこ盛りなので読んでいただくのが早いかと
元潜水艦艦長でしか語れない傑作!!
 私は、基本的にミリオタではないのですが、興味深く読んだのは以下の部分でございました。
(1)対潜水艦シミレーション・・・92頁
(2)沖縄に兵力を移動する場合のシミレーション・・・213頁
 これはミリオタではない私にも興味深く読めまして、
 対馬海峡に進入する敵潜を探知するためにTASSを使って低周波の音がまず探知されるというのが納得しました。
 また、海岸沿いに移動する戦術やイージス艦を沖に配置する戦術も興味深く読まれて、サクサクと読み進めることが出来ました。
 これは、おもしろかったですね。 
 また、第二章の艦内生活を読んでおりますと潜水艦の指揮命令系統や運用とかが良く理解できますな。
 この第二章を読み終わってみると・・・
 なんだか、いっぱしの潜水艦の知識を得たようで、読後感がよかったですね。ここは、一気にサクサクと読めました。
 さすが、潜水艦の元艦長でございます。

 第1章で「襲撃」が冒頭から詳細に述べられましたので、理数系の私としてはフンフンと読み進めることが出来ました。
 しかし、これを筆算でやると時間がかかって大変だなと思いましたね。
 もちろん、戦術コンピューターにデータを入力してリアルタイムで演算させるのでしょうが・・・
 本の内容は濃いです。ほとんど潜水艦だけの話題だけで、これだけの枚数にするのは大変だと思います。
 第四章のような四方山話の話題だけでは、なかなか枚数を書けないと思いました。
 私としては、最初にも申し上げましたが、何と申しますか物語になっている部分がわくわくいたしましてね。
 おもしろかったですな。ああいう物語が、元潜水艦の艦長さんの手で、トム・クランシーばりの小説になればおもしろいんだがなと思ったのですが・・・
 しかし、良く考えると、結構小説にすると嘘や方便も使いながら読者をワクワクさせないといけませんのでね。
 う〜ん!と、考えてしまいました。現役経験のある元艦長さんが、その手の手法を使って読者を引きつけるというのは・・・
 潔しとしないだろうなと想像しましたのでね。
 しかし、いつか小説を書いてもらいたいなとも思います。
 ノンフィクションじゃなくフィクションの中に真実みのある内容を含んだ小説を出されたらどうかなと思いました。
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