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陸軍良識派の研究―見落とされた昭和人物伝... |
| - 光人社 価格 ¥ 670 | |
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陸軍良識派の研究―見落とされた昭和人物伝 (光人社NF文庫)光人社 価格(new/used): 670 円 / 110 円 より 発売日: (2005-02) アマゾン売上ランキング: 56803 位 文庫 / 通常24時間以内に発送 [ユーザーによる評価] 平均評価: 4.0 / 総数: 2件 一読の価値有り先の大戦で日本が破滅の瀬戸際まで追いやられることになった要因の一つとして帝国陸軍の暴走が挙げられますが、そうかといって軍全体がどうしようもない連中ばかりであったワケではなかったことを知る為の基礎資料として一読の価値はあります。(海軍だって良識派といえる人物は極めて少数な上、疎まれて左遷させられたり退役させられたりして中央から追われ、どうしようもない連中が多数派を形成していたワケですから結果的に陸軍と大して変わりません)本書で採り上げられている石原莞爾、今村均、河辺虎四郎、宮崎繁三郎、辰巳栄一、石井秋穂、堀栄三、といった人物について知る上で良い取っ掛かりになると思います。保阪氏の著作に関してハズレは無いと言えるでしょう。 やや、失望著者の著作に「はずれ」はあまりないが、これは、その例外の一つかもしれない。 石原莞爾を肯定的に評価する論者は多いが、これは、石原莞爾が、東条英機などをまるで相手にしていなかったという点に出発点があるように思える。しかし、東条英機は絶対的悪というのは、この著者も否定する「東京裁判史観」の影響であって、それを前提に、石原莞爾を絶賛するのは、いかがかと思う。彼が、当時の政府の方針に明らかに反して中国での戦争の拡大を招いたことも事実なのだから。 「一木支隊」の取り上げ方も、アメリカ陸軍を見くびった日本軍がわずかな兵力でガダルカナルを奪回できると思い込んだ犠牲者ではあるが、「良識派」という扱いにはならないであろう。 残念だが、この本はお薦めできない。 |