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大海軍を想う―その興亡と遺産 (光人社N... |
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大海軍を想う―その興亡と遺産 (光人社NF文庫)光人社 価格(new/used): 1,000 円 / 561 円 より 発売日: (2002-03) アマゾン売上ランキング: 236428 位 文庫 / 通常24時間以内に発送 [ユーザーによる評価] 平均評価: 5.0 / 総数: 3件 日本海軍史の中でもとても読みやすい先のレビュワーのなぞりがきになってしまうが、良識ある、公平な目で日本海軍の生い立ちから滅亡までがよくまとめられている。とかく「軍人が戦争をひきおこし、今の日本を滅亡にまで追いこんでしまった」との意見も巷ではよくきくが、一方では(やはり先のレビュワーもいうとおり)この海軍があったからこそ、今の日本もあったのではないかと感じる。とにかく創立いらい国の独立を守るために一所懸命だったことには相違ない。 そう思うとき、遠いことのようにしか感じていなかったが、日本人が日本のために戦った軍人の慰霊をするのは当然ではないかとも思えた。 ちなみに日清、日露戦争における戦史、海軍発展における英米からうけた支援、軍縮から太平洋戦争に突入するまでの資料としても十分に読み応えがある。 船と海戦を知る人の筆昔読んだときは、古めかしい調子で書かれているように感じた。 読み直してみると、そんなことはない。 たとえば日清戦争の記述など、意外に要領を得て、ある程度詳細だ。 清国の横陣に対して、縦陣で攻める日本艦隊。 主力の比叡・扶桑は鈍足のため追いつけず、やむなく敵中を分断突破したというあたり、あたかもネルソンの時代のような戦いぶりだ。それでも沈まなかったところをみると、的確な判断だったのだろう。 そうした細部にまで目が届き、この海戦の勘所に迫る手がかりが随所に見られる。 やはり著者は、大海軍記者であったのだと深く感心した。 日本海軍を知る最高の傑作先の大戦で消滅した帝国海軍の誕生からのそののそ消滅まで事実と筆者の良識ある見解により忠実に表現さています。 大戦以後、戦争放棄の大原則のもと生活しているが、帝国海軍があったからこそ現在の日本があるのかと考えさせられる一冊。 |