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迎撃戦闘機「雷電」―B29搭乗員を震撼させた海軍局地戦闘機始末 (光人社NF文庫)光人社 価格(new/used): 870 円 / 222 円 より 発売日: (2006-01) アマゾン売上ランキング: 239337 位 文庫 / 通常24時間以内に発送 [ユーザーによる評価] 平均評価: 4.5 / 総数: 3件 『雷電』ファン必読の書小生は、数ある第二次世界大戦の名機のなかでも自分の体型とよく似ているせいか、ずんぐりむっくりしている旧日本海軍のインターセプター(迎撃戦闘機)の『雷電』と、少年時代に読んだ千葉てつやの戦記漫画のテーマ機であった『紫電改』に特別な感情をいだいている。それだけに、本書によって、『雷電』のスタイルがなぜあのようなスタイルになったのか、あるいは『ゼロ戦』と『紫電改』という名機の狭間で終戦をむかえた『雷電』の悲運、さらには『雷電』誕生の為に犠牲となった人々、特に、国内の生産力不足を補うために台湾から強制連行されて高座海軍工廠において『雷電』生産に従事させられた台湾人少年工員達の悲劇的な実態を知るに及んで、ますます『雷電』に対する特別な感情が高まった。 本書は、単なるインターセプターとしての『雷電』としてだけでなく、短くも数奇な運命をたどった『雷電』と共に生きた人々とその時代に光をあてた『雷電』ファン必読の書として推薦する。 雑情報が充実雷電そのものに関する関する情報は、“参考文献”である渡辺洋二氏『局地戦闘機 雷電』(朝日ソノラマ)と重複。局地ではなくわざわざ"迎撃”としている点も臭さを強める。 一方で戦争や開発スタッフの状況に関する情報が割と多く、また僅かにちりばめられている本人の体験は興味深い。 気に入らなかった点は 章の始めにある挿絵。私は気が散らされて不快。 よい本だと思いました堀越二郎氏による設計と言うこともあってか、雷電には「零戦の後継機」という称号を与える意見もありますが、航空関係の著作が多い作者の淡々とした文章によると、どうやらそうではないと言うことになりそうです。 物語や戦記物とは違い、盛り上がって一気に読破というわけにはいきませんでしたが、雷電とはどのような戦闘機であったのか、冷静な判断材料を提供してくれた本だと思いました。 |