撮るライカ〈1〉―アンチライカマニアのラ...

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撮るライカ〈1〉―アンチライカマニアのライカ讃歌


光人社

価格(new/used): 2,415 円 / 1,498 円 より
発売日: (2007-02) アマゾン売上ランキング: 185811 位
単行本 / 通常24時間以内に発送
[ユーザーによる評価] 平均評価: 4.0 / 総数: 5件

ライカ本の決定版
「定説」に縛られず、著者自らの体験から導き出された現役報道写真家ならではの切れ味のいい文体が心地よい。ライカ本といえば、カメラそのものの解説書か、自己陶酔系のすかした文章、それでなければクラシックの名作をライカに結びつけて礼賛する後ろ向きなものがほとんどな中、この本は、過去のものとしてではなく、実際に使えるカメラとしてのライカのポテンシャルを提示してくれる。新たな定本となる一冊です。
フィルム!フィルム!!フィルムの匂いがやっぱりいい!!!
著者の視点は辛辣です。
フィルムを入れずにライカを愛でるだけ、空シャッターを切りながらライカ談義に花を咲かせるのは、散歩に連れ歩く犬をほめあうのに等しいと。
確かにカメラは撮るためにあるものだと再確認させられてしまいました。ライカそのものだけでなく、フィルム、プロフェッショナルプリンターにも話が及ぶところ、確かに「撮るライカ」です。
新品のフィルムをケースから取り出すときにのあの「匂い」が恋しくなりました。
デジカメに席巻されてしまった昨今ですが、フィルムカメラは死なずと思う方、ぜひご一読を。
ところで、M6をあまりいじめないでください。うちの子が可愛そうになるじゃないですか。M6だっていい画が撮れるんですからッ。
膨大な実体験に裏打ちされた説得力
著者は報道の分野で20数年、第一線の現場に立って写真を撮ってきた人。3万本におよぶ撮影経験をもとに、使う立場で、ライカを使いこなすのに大切なことは何かを教えてくれる。著者のスタンスは、カメラオタクや、ライカを持つワタシに陶酔したい人には面白くないかも知れないが、本気で写真を撮ってみようと思う人にはピッタリの教科書になるだろう。ライカを通じて、写真のさまざまのことを教えてくれる得がたい一冊です。
ライカマニアが語るアンチライカマニア本
筆者の経歴や被写体の人物の経歴などライカや写真と関係の無い話題も多分に含まれるが
本題のライカマニアやカメラ、レンズ、写真の話題も一般論とはかけ離れた
筆者の独自解釈で思わず苦笑してしまった。
この本で得たものはカルティエ=ブレッソン等のアーティスティックな写真と
筆者の言う写真週刊誌での使える写真とは全く正反対のものであることが
よく分かったことくらいだけだろうか。
「使いこなし」の、実戦的指南書
中々辛辣な面もありますが、語り口がストレートで信用できる(←神立氏に失礼かも知れませんが…)本だと思います。

ライカで「実際に撮る」がこの書のキーワードですが、ライカ(ここでは、主にM5以前を指す)は、言うまでもなくカメラなのですから、改まって「撮るための本」等と書くのも本来ヘンな話です。が、そのヘンな話が世間では決して冗談で済まないところがこれまたヘンなのですが、渦中のライカ自体は極めて「真っ当」(勿論、撮る道具として!)なカメラであるだけに、ライカを実戦投入してきた身としては、その手触りやら操作感の滑らかさやらを只々愛でるのみの対象と化したライカの不幸を見過ごせないというところなのでしょう。

カメラの自動化も一つの極致に達したと言ってよい現在、“それなり”の、つまり「ピントも露出も概ね合っている」写真を得ることは容易になりました。その代償としてブラックボックス化してしまった大多数のカメラと、その対極に位置する、ライカという極めてシンプルなカメラ。今や半ば死語と化しつつある「使いこなし」のための一つの道筋を、報道現場の体験を通じて改めて実戦的に指南してくれる書です。