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スノードーム |
| Alex Shearer - 求龍堂 価格 ¥ 1,260 | |
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スノードームAlex Shearer 求龍堂 価格(new/used): 1,260 円 / 252 円 より 発売日: (2005-01) アマゾン売上ランキング: 126342 位 単行本 / 通常24時間以内に発送 [ユーザーによる評価] 平均評価: 4.5 / 総数: 13件 あなたは愛する人の代わりに、愛する人の代わりに何を犠牲にしますか、と聞かれている気分でした。愛しい家族のそばにいるために、すべてを投げ捨てることができますか、と。 私が心打たれたのは、主人公の1人――彼が最後に下した決断です。愛されるために命を、人生を、未来をかけて家族のもとへ向かった。私にはそんなふうに映りました。 エックマンはただの、孤独な、哀しい天才でした。彼は愛されることはなかった。でも、歪んではいましたが、確かに愛することを知っていた。 だから残念でなりません。醜い姿、特異過ぎる能力、閉鎖的な精神、暗闇にいるような孤独。それでも誰かを愛し慈しみ育てることができた。彼は立派な人でした。 あんな事さえしなければ。そう思います。家族は手に入らなくても、苦しみや痛みの少ない幸せな人生を歩んだはずです。 それともすべて、決まっていたことなのでしょうか。闇の速度に導かれていたのでしょうか。 原題より邦題のほうがいいと思う途中からは時間がたつのを完全に忘れました。最後のページまできて「ほ〜っ」とため息。面白すぎる。 これまで読んできたシアラーの作品は「大人も読めるジュニア向小説」だったけど、これは「ジュニアも読める大人向小説」かもしれません。ひとりの人間の心にとんでもなく邪悪でねじれたものと、それとは対照的に純粋で善な部分があることを理解できる年齢以上というか。 意欲作。この作者さんは今までヤングアダルト向けの良質な作品を量産しておられましたが、この作品ではより普遍的かつ対象年齢高めな意欲作に仕上がっていると思いました。 私は他の作品と同じく、当たり前のように金原瑞人氏の翻訳によるものと思っていましたが、読み終わって訳者あとがきを読んで、違うことに気が付いてびっくりしました。 かなりうまいですね。 これからが楽しみな翻訳者さんです。 作品の内容を語るのは他のレビュアーさんに譲るとしても、実に良くできていて、切なく甘く物悲しい物語に仕上がっています。 邦題については、作品の統合性のkとおを考えると、個人的に首をひねるところがあるのですが、それは原題についてもマーケティング的見地から同じように疑問に思うところがあるので敢えて書かないことにします。 その点を差し引いても、安心してお勧めすることができます。 特に高校生女子に。 雪の降らないスノードーム原題は『The Speed of the Dark』。 闇と雪ではまったくイメージが違いますよね。 でも、この邦題、SFチックな原題よりずっといいと思います。 青年科学者の謎の失踪。彼が残したスノードームと原稿。 その原稿を紹介する形での話中話は、それ自体がドームの中を 覗き見ているような感じです。 おとぎ話のような語りで繰り広げられる不思議な世界と、そこに 描き出された心のヒダに、すっかり魅了されてしまいました。 青年が持っていたスノードームには雪は降らないけれど、読後に 音もなく切なく降る見えない雪を感じます。 いつまでも読んでいたい、もう一度はじめから読もうか、そんな 気持ちになります。 久しぶりに「★5つ!」と即決できた作品でした。 私は・・・私は、少し前にアレックスシアラーの本を知ってそれからすごく、すごく、ファンになりました。本当に面白くて、物語にのめりこんじゃって、これからアレックスシアラーの本は集めていこうと思いました。 そして、この物語は、少し難しいところがあるかもしれません。愛についてかかれてはいるかもしれないけど、言葉が少し難しかったり。でも、私は好きでした。自分の中にもああ、濃い宇野あるかもしれないと思うからです。本当に読んでみる価値はあります☆ |