フジ子・ヘミング―魂のピアニスト

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フジ子・ヘミング―魂のピアニスト


求龍堂

価格(new/used): 1,680 円 / 1 円 より
発売日: (2000-05) アマゾン売上ランキング: 213948 位
単行本 / 通常24時間以内に発送
[ユーザーによる評価] 平均評価: 4.5 / 総数: 3件

間違えたっていいじゃない
「間違えたっていいじゃない。機械じゃないんだから」、本の冒頭にある言葉そのままに強く生々しく生きているフジ子さんの軌跡がわかる本です。
わたし自身はピアノどころかクラシックに関してもまったくの門外漢なのですが、フジ子さんのリストをはじめて聴いた時の衝撃、大袈裟じゃなく魂が揺すぶられたあ〜!と感じた瞬間の悦び。この本を読んでその理由が少しわかったような気がします。ピアノは弾く人の人生そのもので、いろんな苦難を乗り越えてきたフジ子さんだからこそ奏でられる音があるのだろうと。
フジ子さんの軌跡を綴った部分だけじゃなく、フジ子さんの描く天使のイラストや後半の絵日記、コラージュなども必見です。
ジャンル違えど、なんだか似ている、この二人。
お互いに出会ったことが無いであろうお二人だが・・・、米国の精神科医「エリザベス・キューブラー・ロス」の自伝「人生は廻る輪のように」を読んでいて、フジ子・ヘミングの人生をつづった本書のことをしきりと思い出した。

「人がこの世に生まれてきた目的は、成長することのみ」と書いたエリザベスの言葉を、フジ子・ヘミングは体得していくかのような生き方だ。どこまでも音楽に一途に、そして弱き者に愛を注ぐ人生・・・。

俗世間的な欲や幸福を超越して、我が道を生き抜いてきた類稀な二人の女性の自伝、個人的なお薦めですが、2冊あわせて味わってみるとなかなかGOODなのでは・・・。

フジ子・ヘミングという人が少し分かった気がします
NHK等の番組を見てフジ子さんに興味を読み、この本を読んでみたのですが、
そこにはテレビだけでは分からなかった事が、フジ子さんの言葉で述べられていました。
周囲に才能を見とめられつつも大きな舞台で演奏をできないドイツでの苦悩の日々を、過去を振り返った回想シーンのような形で述べられています。

この本を読んでフジ子さんの過去を知り、フジ子さんへの関心がより一層深まりました。