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クリティカルシンキング (入門篇) |
| - 北大路書房 価格 ¥ 1,995 | |
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クリティカルシンキング (入門篇)北大路書房 価格(new/used): 1,995 円 / 450 円 より 発売日: (1996-09) アマゾン売上ランキング: 28150 位 単行本 / 通常24時間以内に発送 [ユーザーによる評価] 平均評価: 4.5 / 総数: 17件 すべての情報を整理するための原点として、万人に勧める欧米でベストセラーになった、ゼックミスタらの著書の邦訳版。といっても、菊池聡氏らによって大幅に読みやすく改訂され、内容も日本人向けになっている。論理的思考方法、合理的な考察に必要な基本事項を丁寧に紹介し、読者が考察しながら読めるように各項目に要点と例題を掲載している。高校卒業以上の読者が数日以上かけてゆっくり読む分量。 10年以上前に読んだ初版本を再読した書評を述べる。まず、本書にかける著者陣の意気込みと信念のすばらしさを素直に評価したい。単なる儲け主義で本書を制作していないことは一目瞭然で、本書を出版した目的が国民の知性向上であることがよく伝わってくる。単なる売り上げをねらって、よくみられるお手軽な啓発本などを制作する疑似科学者とは明らかに一線を画す。 本書では論理的な思考方法を紹介していると同時に、常に陥りやすい失敗を例示しているため、将来科学を学ぶ者に対する教育だけでなく、社会生活など日常生活においても役立つ思考法として学ぶことも多い。 難点はほとんどないが、敢えて指摘するならば、ややわかりづらい、紛らわしい例題が見られる点。とくに、選択肢で『X、Y、XとYの両方、どちらもあり得る、わからない』という問題は複数の正解が存在し不適切に感じた。 脳科学の書(池谷裕二氏、ラマチャンドランVS)や心理学の書(ペックMS)、オカルト批判書(安斎育郎氏、菊池聡氏)などの書を読んだ後だけに、本書によってそれぞれの書の内容が一つに収束し、非常に多米になったように感じる。すべての情報を処理するための原点として、頭の鍛錬には最良の名著であることは疑いない。いい加減な書を乱発する他の著者やメディアリテラシーに疎い読者はまず本書を読むべきと感じる。星5つ以外の評価はなく、万人に勧める。 よりよく考えるために「クリティカルシンキング」とあるが、相手をやっつけるための本ではなく、よりよく考えるためにはどうすればいいかを、心理学の知見を中心として研究した本である。 内容は、科学的見方を養う類の本に載っていること(特に第2章、第5章)、自己啓発本に載っていること(自己成就予言など)、抑うつ予防(試しに、認知療法の本でもお読みください)など、多岐にわたる。コンパクトさからいえば、この本は読み得といえる。 ただ、原著を大幅に変更したらしいのは残念なところもある(得てして、変更するとニュアンスが違ったりする)。しかし、大多数の人は原著は参照しないだろうし、この内容でも面白いから、特に非難に値しない。 また、この本には下巻があるそうだが、私はまだ読んでいないので、この本だけでいいかはわからない(野口悠紀雄『超勉強法』(本編と実践編がある)のように本編だけで十分かはわからない)。 以上、少々残念なところもあるが、それは星を減らすほどでもなく、内容が多岐にわたり、コンパクトで、考え方を見直すのに使いやすい本なので、星5つ。 クリティカルシンキングの概要を学べる良書この本は、「良質な思考とはどのようなものか?」「どのように思考すればいいのか?」といったことについて書かれている本です。類書との違いはより広汎にクリティカルシンキングの知識、技能を学べる点です。因果関係、演繹法、帰納法等の論理学の基礎と、バイアス、自己欺瞞といった問題解決を妨げる要素の説明まで、幅広く説明されています。クリティカルシンキングをより深く学びたい人にはぜひ読んでいただきたい一冊です。 論理的思考の決定版クリティカルシンキングとは何か?という問いに「一言でいえば良質な思考 である」と著者は定義付け、良質な思考には「態度」「知識」「技術」が重要 な要素であり、さらにそのうちでも「態度」こそが最も大切であると説く。 とはいえ、本書の内容は精神論的なものではなく、具体的な技術をふくめ、 なぜそのように考えるのかという理由付けや、陥りやすい思考パターンの例な とを相当詳しく説明している。 人を説得するための技術として「ロジカルシンキング」という有効な道具が あるとすれば、本書はそういった用途に加え、自分自身がより深く考えをめぐ らせ自律的に生き、新しいものを創造するための頭の使い方に言及している。 たしかに本書と下巻を読みこなすのは相当に時間、エネルギーを費やす作業 になるとは思うのだけれど、本書はその価値が十分にあると思える。上っ面の ロジカルシンキング本をすべて処分したとしても本書だけは常に手元に置きた いと思える本でした。 日常の生活にも生かせるエッセンス正直難解。こちらと一緒に『クリティカル進化論(OL進化論)』との併読を勧める。 考え方を身に付けるまでに何回読んでもみにつかない人とすぐみにつく人の差は考え方の柔軟性によるところが大きいと思う。 心理学専攻者にはよく知られた本であるが、一般にはまだまだ・・・。でも、一般の人の日常生活に活かせるヒントは数多く眠っているのではないだろうか。 |