和算で遊ぼう!―江戸時代の庶民の娯楽

- かんき出版 価格 ¥ 1,260
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和算で遊ぼう!―江戸時代の庶民の娯楽


かんき出版

価格(new/used): 1,260 円 / 558 円 より
発売日: (2005-03) アマゾン売上ランキング: 166548 位
単行本 / 通常24時間以内に発送
[ユーザーによる評価] 平均評価: 5.0 / 総数: 1件

「面白かったサンスウ」をもう一度
まず「和算とは」の説明があり、現代の「洋算」との違いなどには興味をそそられた。「鶴亀算」「薬師算」「絹盗算」「百五減算」「ねずみ算」「からす算」「組み合わせ」など数式分野のみならず「裁ち合わせ」等の図形問題まで、全16章。各テーマは1:代表的な例題とヒント」2:「別の例題」3:「江戸時代の原文で出題(出典付き)」と3問一組からなる。原文といっても並んだ文字から内容は容易に察しがつく。時には「よもやま話」として原文問題当時の世相が語られる。問題が生活に根ざしていることが楽しい。「大学入試用数学」とは似ても似つかぬ内容。計算用に空白部分も用意されている。

「和算」と言ってもヒントや解説には学校で習った方程式や公式も登場。「ルート」や「順列組み合わせの公式」「図形の補助線の入れ方のコツ」などを忘れてしまっていた者には「ヒント」つきなので助かる。解けなくてもやもやしてしまうのでは「気分転換」にならないし、何もかも簡単に解けてしまっては面白くない。実にうまい配慮がなされ、「簡単すぎ」「難しすぎ」で途中で投げ出すことはないと思う。

誰彼なく楽しめるとは、正直言って思わない。
学生だった時代からできるだけ時間がたった年齢で、かつ「サンスウは面白かった」という想いを持っている人たち、しかし普段は「サンスウ」と無関係という人たちが一番楽しめるのではないか。「懐かしさ」さえ感じた内容だった。