機動旅団八福神 7巻 (BEAM COM...

- エンターブレイン 価格 ¥ 651
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機動旅団八福神 7巻 (BEAM COMIX)


エンターブレイン

価格(new/used): 651 円 / 231 円 より
発売日: (2008-02-25) アマゾン売上ランキング: -- 位
コミック / 通常24時間以内に発送
[ユーザーによる評価] 平均評価: 5.0 / 総数: 3件

京都にて
当方、立命館の学生なのですが、まさかこうなるとは(笑)

どんどん複雑化していく世界観の中で
名取は、福神隊は、どのような道を選び、選ばされるのか。
世界が姿を変えていく中で、個人の思いは如何に反映されるか。

物語は佳境を迎え、福神隊にとって最悪の三つ巴に展開していきます。

猛スピードで終末へと直走る第七巻。
ファンタジー
過去の様々な戦争の記憶が現代にそのままコラージュされ、
その違和感や現実感のなさは平和に入浸る私達に強烈で異質な混乱を感じさせる。
登場人物達の精神の混乱も尋常のないものでページを捲るたびに考えてしまう。
画の迫真性も強烈で、現実感のない強烈な現実が現前する。

ドラマだ。
皮肉にも激烈なドラマが展開する今巻はとても面白い。愉しい。
もはや私達には「ファンタジー」でありゲーム的ですらある。

私は関係ありません。

読者は戦争という「おあそび」を高みの見物する。
その視点は名取の言う「敵」だ。
いや彼等すら見物する私達はもう「神」であり「神」も名取には「敵」だろう。
しかし名取は「敵」の御膳立てのおかげで愉しむことができた。
「敵」は「神」であり私達の存在を立証してくれるもの。
本当の俯瞰を決め込む私達は「真の敵」である。ラスボス。
名取はラスボスを倒しに来る。

まず恐れずに、しっかり考える。
マザーファッカー
機動旅団八福神第七巻。
今までの馴染みのない風景で進んでいた物語が舞台を京都に移すことで一気に緊張感を増し、そしてまた逆に見慣れた街並みで起こる戦闘にとてつもない「ファンタジー」を感じさせます。それは物語中の街の人たちも皆、実際に起こっている戦闘になんのリアルも感じないまま戦闘に巻き込まれて死んだりします。これは現代人の、特に現在の日本人の戦争感を浮き彫りにしています。
毎日放送が主導で行ってきたプロパガンダ的な、しょうもない戦争感をうたった作品よりも、この作品の方がリアルな戦争を見せてくれます。

画力も文句なし。メカデザインもキャラクターデザインも全然媚びていません。
読むべきシリーズです。