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鋼の錬金術師 19 (ガンガンコミックス)
荒川 弘
スクウェア・エニックス
価格(new/used):
410 円 /
128 円 より
発売日:
(2008-03-22)
アマゾン売上ランキング:
-- 位 コミック / 通常24時間以内に発送
[ユーザーによる評価] 平均評価: 5.0
/ 総数: 20件
19巻まで読んで改めて知った事
戦闘とギャグのある少年漫画的な要素、
単純ながらも、現実的で繊細な世界観を持ったファンタジー物、
徹底的な伏線と謎が和したスリラー、
とてもただの子供向けと言いにくい哲学の深さ、
それながら漫画の終わりの4コマ漫画だけじゃなく、裏表紙まで使ってサービスする作家精神。
一の作品で、これまでのジャンルをうまく混ぜるのは同じ作家(私は小説の方だけど)を目指す人として本当に羨ましいよしかいいざるを得ないです。
そんな事を19巻を読んで改めて知りました。やっぱり、この漫画は半端ではない….
後、19巻の荒川さんが私に欲しい物は国会図書館だと言った事で、作家の知識に対する欲望がどれだけすごいかを分かった時、読書の量が少なくなった私が恥ずかしいと思いました。
そして、その知識への欲望があってこそ現在の安い哲学がまかり通る作品との差別を生み出した事もできたかもしれません。この事実は、作家として一生忘れてはいけないと確信します。
これからも、荒川先生にはもっと頑張って欲しいです。
とうとう物語の「真理」に触れた
とうとう、舞台であるアメストリス建国の謎にまで迫った物語展開となりました。
すべてのホムンクルスも登場し、役者も揃ったという感じがあります。
しかし、これらのストーリーは、すべて最初から複線が張られていたのでしょうか?
1巻も時系列で始まらず、途中で「エドとアルが旅を始めた理由」が明かされるところもそうですが、まさかここまでストーリーが練られているとは…
べた褒め感がありますが、ここまで楽しませてくれる作品はそうそう無いです。
絶妙
何もかも、連載当初から仕組まれていたことなら、これはすごすぎる。
練りに練りこまれた伏線とその回収は見事すぎる。
そして絶妙なタイミングでホーエンハイムとお父様の過去。
息もつかせない展開の連続に、僕は何度も繰り返し読んでしまった。
あと次の巻への煽りがかっこよすぎる。ここまで次を期待させるマンガも少ないだろう。
そしてカバーをめくった表紙や4コマでの絶妙な息抜き。
何から何までしてやられた。
ホムンクルスの謎とホーエンハイムの過去
19巻では、ホムンクルスが世界に生まれ、現在の状況に至るまでの土台部分を掘り下げています。
同時にそれは、これまで匂わされてきた父親のホーエンハイムとホムンクルスとの過去にようやくスポットが当たることになります。
この巻から、一気に伏線の回収と話の流れが加速したような感じですが、登場が減っている数多くの伏線を残したキャラが、きちんと回収されていかれそうな雰囲気が含まれた、起承転結の「転」にあたるような巻でした。
これもまた真理
エルリック兄弟の父ホーエンハイムとホムンクルス達の「お父様」の関係及び正体が今回のメイン。
ささやかな知識欲から生まれたソレが、外の世界に出たいというささやかな望みを果たすため
権力と栄華を極めた王の不死への欲望を利用し、数多の人間の命と生への渇望を飲み込んでいく。
「一は全なり」の負の側面を体現したような話でした。
前にあったエド&アルの回想よりコンパクトに纏っていて現在の話もサクサク進む。
敵の野望が進む一方で弱点や対抗策も見えてきました。
が、主人公は負傷で行動不能!(ホント主役を甘やかさないね…)
最後の戦いにむけてのタメということかな?
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