きまぐれロボット (新・名作の愛蔵版)

- 理論社 価格 ¥ 1,260
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きまぐれロボット (新・名作の愛蔵版)


理論社

価格(new/used): 1,260 円 / 295 円 より
発売日: (1999-06) アマゾン売上ランキング: 16027 位
単行本 / 通常24時間以内に発送
[ユーザーによる評価] 平均評価: 4.5 / 総数: 9件

星さんとの出会いに
早い子では低学年から、星さんの作品との出会いとしてプレゼントに選んだりしています。自身の成長につれて新たなことに気づけると思うので、長く楽しめるのではないでしょうか。
老若男女を問わず大いに楽しむことができると思います
目次(続き)
 花とひみつ
 とりひき
 へんな怪獣
 鏡のなかの犬
 あーん。あーん

 解説 谷川俊太郎
 さし絵 和田誠

1000編を越すSF短編小説を残し、ショートショートの神様と呼ばれた星新一さんの作品36編を収録。

短編なので読みやすく、それでいてしっかりオチがついていて、時には自分の考えの及ばないような意外性のある結末に感心し、自分とは違った新鮮な考えに触れ、ものの見方や考え方が広がったような気がします。また、星さんの作品は後世多くの人々に読んでもらえるようにと、具体的な地名や人名といった固有名詞をなるべく登場させないことで、通俗性を出来る限りなくし、読みやすく分かりやすい文章で書かれてます。そのため老若男女を問わず大いに楽しむことができると思います。
相変わらず
 面白いです。なんてアイデアと愛に満ちた短編集でしょ。現代のよりもよっぽどよくできてますよ。
星新一氏の世界観,よいです。
 著者と題名を認識して星新一氏のショートショートを読んだのはこれが初めてですが,面白い。裏表紙に書かれている通り,正しく大人と子供のための童話です。本書に収録されている35編の作品は大体が3~4頁程度でありながら,読後はニヤリとさせられます。これはぜひ,子供の枕元で読み聞かせてやりたくなります。

 1編あたりの文章量の制約から,発明家のエフ博士と大金持ちのアール氏,泥棒といったように登場人物の数とお互いの関係は日本昔話並みに簡略化されており,成されたことに自然と焦点が合います。多くの作品では,博士の発明品を利用して楽に何かを得ようとした金持ちや泥棒が失敗する,あるいは,偶然や誰かの勘違いから思いがけない幸運を授かるというストーリーになっています。この勧善懲悪でない世界観,楽をしようとしてもそうは問屋が卸さない世界観,幸運ですらその人の努力云々ではなく偶然にすぎないという世界観,いずれも秀逸で賛同します。

 個人的に特に印象に残った作品を挙げます。『へんな怪獣(P. 155)』で宇宙人が地球人に贈り物をする理由を「みなさんは,まず話しあいをなさろうとし,それがだめでも親切に食べ物をくださった。しかし,むちゃなあばれかたをはじめると,平和をまもるために勇敢に戦おうとなさった。すべて合格です(P. 158)」と説明しました。世の中に理不尽なことはありますが,時として誰かの意図の下に理不尽が生じていることは事実です。『花とひみつ(P. 144)』では枯れかかっている花が急に元気になったり,種も蒔かないのに花が現れたりする秘密を某国の研究所が命令を誤解して開発した機械モグラのためだとしています。「私たちの目にふれることはない。世界じゅうに五百匹では,あまりにめだたない数なのだ(P. 149)」という設定は思わずムフフと想像力を膨らませます。

 ぜひ,お手元に置いておくことを勧めたい本です。

子供と一緒に!!
3年生になる我が子が「きまぐれロボット」知ってる とても面白いんだ本を買って欲しいと、本棚にあった自分が小学生の頃読んだ本を出してきて、パパも子供の頃読んだんだと、我が子に話をしたとき、時代を超えた何かを感じた、とても感慨深いものがあった、これから先も、子供と共感できる本があることを期待したい。今度は孫との共感になるのか将来がとても楽しみである。