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夜と霧―ドイツ強制収容所の体験記録 |
| - みすず書房 価格 ¥ 1,890 | |
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夜と霧―ドイツ強制収容所の体験記録みすず書房 価格(new/used): 1,890 円 / 295 円 より 発売日: (1985-01) アマゾン売上ランキング: 3535 位 単行本 / 通常24時間以内に発送 [ユーザーによる評価] 平均評価: 5.0 / 総数: 36件 人間は環境によって決定されない、どんな困難の中でも人は自分の有り方を選びとることができるこの本は、「強制収容所における苦悩」から哲学的真理を導き出している。「元来精神的に高い生活をしていた感じ易い人間は、・・収容所生活のかくも困難な外的状況を・・・彼らの精神生活にとってそれほど破滅的には体験しなかった。・・恐ろしい周囲の世界から精神の自由と内的な豊かさへと逃れる道が開かれていたからである。P.121」「人が強制収容所の人間から一切をとり得るかもしれないが、・・与えられた事態にある態度をとりうる人間の最後の自由、をとることはできない・・p.166」「一人の人間がどんなに彼の避けられ得ない運命とそれが彼に課する苦悩とを自らに引き受けるかというやり方のなかに、・・どんな困難の状況にあってもなお、・・生命を有意義に形づくる豊かな可能性が開かれているp.168」「人生から何をまだわれわれは期待できるかが問題なのではなくて、むしろ人生が何をわれわれから期待しているかが問題なのである。p.183」といった私達個々人の生への励ましの言葉が連ねられている、希望の書。 全人類が知っておくべき史実すばらしいドキュメンタリー書であることは疑う余地もないが、個人的にはもう少し読みやすい翻訳にしてほしかった。 著者が心理学者だから仕方ないのかな・・・ 人間として生まれたならば。何年も前に出会い、いまでも宝石のように感じ続けている1冊。 第二次世界大戦後に、人間としてこの世に生まれたならば、 人生の終わりまでに、いちどは読むべき。 大袈裟なススメ方かもしれないが、本気でそう思っている。 人を殺さずに生きてこられた奇跡鬼畜のようなドイツ兵の中にも、故郷では人々から尊敬されていた人物もいたことには驚かされます。 他にも虐殺をした者の中には自分のように平凡な人間も大勢いた。 そう考えると、もし自分があの時代にドイツ人として生まれていたら、 処刑所でユダヤ人の後頭部を狙い撃っていたとしても不思議ではありません。 これまでの人生を振り返って、弟に八つ当たりをしたこと、虫をわざと殺したこと、 あるいは、悲惨なニュースを見て怒りを感じながらも少しスリルを感じたことまで、 後ろめたい経験が全くない人はいないのじゃないでしょうか。 それは、誰でも悪を開花させる種を持っているという証拠です。 僕たちは殺人事件をニュースで知ったとき、殺人者を自分とは違う人間と考えがちです。 でも、あいつは何故そんなひどいことが出来るのだろう?で終わってしまうのではなく、 何故自分は今まで人を殺さずに生きてこられたのだろう?と考える必要もあると思います。 そして、自分の中にある悪を見つめることら真の平和がスタートするのではないかと思うのです。 ヒムラーはあれだけの虐殺をしたにもかかわらず、自分を神話の英雄と重ねていたという説がありますが、 自分の中の悪から目を背け続けた人間の成れの果てではないのでしょうか。 本の重みが内容の重み本が届いたとき、その厚みにびっくり。 しかも、中をぱらぱら見たら、中身も文字がびっしり。 読みきれるか不安だったけれど、内容の濃さにしっかり読みきれる。 収容所の体験を、心理学者の目で見てきて、どう感じたか、 こんなとき、人間はどうなってしまうのかなどが書かれてあり 興味深かった。 ホロコーストについての知りたい方には絶対に読んでほしい。 私は夜読むと怖くて眠れなかった。でもそれが現実に起きてたことなんだと 忘れてはいけない。 本の最後には被害者の写真も載っていて それを見るだけでも、息が詰まる思い。 でもあたかも知っているかのように、 収容所のことは話してはいけないとも思った。 体験した人にしかわからないことが、山ほどあるんだ。 |