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永遠の不服従のために |
| - 毎日新聞社 価格 ¥ 1,500 | |
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永遠の不服従のために毎日新聞社 価格(new/used): 1,500 円 / 94 円 より 発売日: (2002-10) アマゾン売上ランキング: 211032 位 単行本 / 通常24時間以内に発送 [ユーザーによる評価] 平均評価: 5.0 / 総数: 5件 日本の狂気な時代転換を糾弾してきた重要なテキスト本書は2001年〜2002年のサンデー毎日掲載文「反時代のパンセ」を編集したもので、著者はコイズミ時代が戦争体制(対米追従)への構造改革を成し、日本人の倫理感やマスメディアの知的及び良心レベルが既に壊死していたこと等を鋭く暴き、強く凶弾しています。 近著と収録作の重複がありますが、体制に迎合するマスコミ・新聞では描き得ない当時の時代の日本(人)の真の動き(姿)を知ることが出来ると同時に、自らのマスコミや国家権力とその非道への立ち位置を考えるきっかけを与えてくれる、極めて優れた書だと思います。 当時の自らを振り返れば、東京転勤等で人生に焦り、日経を毎朝超満員電車で読む一方、大前研一氏らのビジネス書を読み漁っていたことや残業中に見た稲本のワールドカップのゴール等が想起され、その時如何に自分が日本や世界の(裏に潜む)真の動きや事(戦争)の重大さに無知・無関心だったかを痛切に思い知らされました。 多くの方が私と同様の恥を感じると思いますが、畢竟、恥を知った我々は、著者があとがきで述べているように、弱虫は弱虫なりに根源の問いをぶつぶつ発し権力の指示にだらだらとどこまでも従わない「だらしのない抵抗」を試みる人間へと僅かながら変われるのかも知れません。 熱いこの作者の本は好きでよく読むが この本はその中でも特に気に入っている本だ。 読んでいると社会に対する熱いものが込みあがってくる。 我は不敬者??いわゆる官僚批判のように漠然としたに組織批判に留まる限り、痛痒を感じることがない権力者たちには、著者の文化勲章批判のように固有名詞・具体的所業で責任追求する他ないであろう。 "The world is better off without you, Mr. George W. Bush, not Mr. Saddam Hussein" である。 平成不況、デフレスパイラル・・・反省するにしても責任の多寡があるはずである・・・ では、地価・株価の異常高というバブルなるイベントを積極的に引き起こした集団は、いったいどこに潜んでいるのであろうか? 簡単である・・・ 円高容認、公定歩合引き下げによる内需拡大という名のバブルの発端から不動産融資の総量規制に至るバブル崩壊まで、一貫して金融政策の最高責任者として君臨し、日本経済を不良債権づくしにしたエライ人:澄田智の来し方をマスコミは決して教えてはくれない・・・ 経済現象では、皆が損をすることなどありえない。日本経済に大損害を与えたジキル博士:澄田智に連なる集団こそ、ハイドという裏の顔をもつ利ザヤ稼ぎをした集団ではなかろうか? "24時間働けますか?" "モーレツ社員"なるキャッチコピーで単身赴任までさせられ、懸命に稼がされた我が国の貿易黒字の大半は、金利・為替レートを指先一つで変動できる灰色ならぬ真っ黒高官:澄田智一派の口座を通じ、ウォール街を越え、ヨーロッパアルプスの彼方へと運ばれていったはずである・・・ タックスヘイブンとは、なるほどエライ人たちだけの天国である。庶民には調べようがない・・・ 澄田智さん、いったい今どこで何をしているんだい? 年金受給に絶望し、死ぬまで働かざるをえないのだと諦観した一庶民より・・・ 時事ネタから普遍的事実へ9・11後、日本、世界の動きから戦争の臭いを嗅ぎ出し、断固としてそれに服従しない意思表示。彼の文章のスタイルが好き。彼の文章はどこまでいっても彼の意見である。『社説』とは違う。自分の意見を包み隠さず表現する方法を学んだ。彼の本質を求める姿勢(世界とはなんだろう。歴史とはなんだろう。人間存在とはいかなるものか。国家とはそもそもなんなのか。人知とはなにか。)は現代人が身に付けるべきもののひとつであろう。 考えさせられました自分の不勉強を反省させられる一冊だった。 殺伐とした事実と、叙情的な作者の文体が見事にマッチしていたように思う。 何度でも繰り返して読みたい本である。 |