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ルインズ 上―廃墟の奥へ (1) (扶桑... |
| 近藤 純夫 - 扶桑社 価格 ¥ 770 | |
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ルインズ 上―廃墟の奥へ (1) (扶桑社ミステリー ス 10-2)近藤 純夫 扶桑社 価格(new/used): 770 円 / 349 円 より 発売日: (2008-02) アマゾン売上ランキング: 204303 位 文庫 / 通常24時間以内に発送 [ユーザーによる評価] 平均評価: 2.0 / 総数: 4件 所謂B級、イヤC級いやもう全然だめです。 ストリーは何も無く不毛。主人公らの心理描写を読みたいならそれなりに楽しめるが、それとてストーリーには関係なし。 キングが褒めたのならキングもNG. 映画?とんでもない!ただのC級化け物映画。 久しぶりに駄作に当たりました。ハイ。 翻訳が・・・読み始めて3ページも読み勧めないままゴミ箱行き・・・翻訳があまりにもひどすぎる・・原文もこの程度なのか?翻訳ものは翻訳者をチェックしておかないと悲惨な目にあいます。 過去にヒライ○サクという翻訳者のものを読んでから、翻訳モノのミステリーから遠ざかった経験があります。翻訳者次第ですなあ!スミスに罪はありません。 がっかりな出来シンプルプランの作者との帯書きを見て、更に上巻裏面のあらすじを読んで期待を持って購入。 序盤カンクンの描写から違和感を覚えたが、訳者後書きを読むとやはり作者はメキシコに行かずにこの本を書いたとのこと。それが良い結果を生むこともあるだろうが、この小説においては取材不足がリアリティを感じさせない一因になっていると思う。例えば話中に出てくる食料のひとつ、炎天下で丸一日経過した(ザックにしまわれていたとはいえ)ツナサンドは普通、腐っているだろう。それを主人公たちは何の問題もなく食べる。メキシコが舞台ならなぜタコスでなかったのか。サルサやライムが腐敗や食中毒を防ぐ(と信じられている)し、何よりツナサンドより入手が簡単だろう。 些細な問題だろうか? 大筋の話をすると、興味深い伏線がいくつか現れるが、特に回収されなかったりあまり効果的とは思えない回収のされ方をしている。プロットを考えずに書き始められたとのことだが、その悪影響がもろに出ている。 上巻の半ば以降、この小説の肝である、ある場所に主人公たちが到着してからは、驚くような物語の展開はなく、結末までそれは続く。 にも拘らず、一気に上下巻読み終えたのは、何か大きな展開があるはずだとの期待があったからなのだが、それがないのだ。長編を常に極度の緊張を感じさせる筆力は流石だと思うが、この話は短中編向きだったと思う。 ちなみに、帯に絶賛の辞を載せているスティーブン・キングは、2編も、本作と似た内容の短編映画脚本を書いているがどちらもよくまとまっており、面白い。 この小説もシンプルプランと同様に作者自身の手で脚本が書かれ、映画化されているらしいが、如何にも続編が作られそうな結末で、続編の為に敢えて物語の展開を抑えたのではと思わず疑ってしまう。 箸にも棒にもかからない駄作では決してないが、あのシンプルプランの作者だけに、厳しい感想になった。 『シンプル・プラン』には及ばないが、ホラーとして一定のレベルにはある『シンプル・プラン』で衝撃的なデビューを飾ったスコット・スミスが13年ぶりに書いた2作目はメキシコの酷暑のジャングルを舞台にしたホラー・サスペンスだった。 カンクンでバカンスを楽しむ若い2組のアメリカ人カップルは、行方不明の弟を探しに行くというドイツ人の若者と知り合い、当地で仲良くなったギリシャ人観光客と共に6人で捜索に出かける。行き先は手書き地図に描かれた奥地の発掘現場。 軽い探検旅行のつもりだったが、たどり着いてみるとそこは地獄だった・・・。 マヤ人に周囲をかこまれ、退路を絶たれた6人に次々と災難がふりかかる。さらに恐怖のツル性植物が生き物のように彼らに襲い掛かる。 果たして彼らは生きてこの災禍から逃れることができるのか・・・。とにかく次はどんな展開が待っているのか予想もつかず、息を継ぐ章の切れ目もないため、どんどん読み進んでしまう。実際、文庫にして上・下巻693ページを一気に読みきってしまった。 本書は、身を切るような心理的サスペンスの傑作『シンプル・プラン』には遠く及ばないが、全編を通して生理的な恐怖が連続する、ホラー小説としては一定のレベルに達した作品であるといえよう。 |