2ちゃんねるはなぜ潰れないのか? (扶桑...

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2ちゃんねるはなぜ潰れないのか? (扶桑社新書)


扶桑社

価格(new/used): 777 円 / 5 円 より
発売日: (2007-06-29) アマゾン売上ランキング: 6932 位
新書 / 通常24時間以内に発送
[ユーザーによる評価] 平均評価: 4.0 / 総数: 46件

著者の友人として苦言を呈したい。
有名なネット掲示板「2ちゃんねる」の創設者が語った談話本として話題になりましたが
ネット社会を取り巻く世相に興味を抱いて本書を手に取る読者が期待するような、
掲示板サイトの運営を巡る騒動の内幕といった話は残念ながら見ることはできません。

技術に関する話題が多く、ニコニコ動画などの新事業の宣伝に重きを置いている印象を受け、
彼の営利主義的なビジネスセンスが鼻につきます。
訴えられていた裁判の経過説明で、慰謝料の支払いを拒否する理由の釈明
(サイト上で第三者が行った行為に対して事業者が責任を負わされるのは理不尽であり、
判例になると業界に不安が広がる)については共感できます。
しかしYouTubeとの確執に関する主張は疑問です。
ニコニコ動画はYouTubeのコンテンツを流用してサービスを行う予定だったそうですが、
試験運用中、YouTubeからアクセス拒否を受けたといいます。それを恨みに思って、
本書でYouTubeを「著作権侵害ビジネスだ」と批判しているのです。
YouTubeにしてみれば、サーバーを運用するために相当な負担をしているはずです。
私はYouTubeの対応は妥当だと感じました。彼はYouTubeを利用して稼ぐつもりだったわけで、
流用を阻止されると批判する。二重基準ではないですか。
彼は商才には優れているのかもしれません。しかし、私は彼の倫理観に疑問を感じます。

このような人が、マスメディアで「成功者」として称えられているようでは、
過去に同様の掲示板サイトを立ち上げ、投稿された圧力団体への批判記事のことで
圧力団体に恫喝されてサイトをつぶされた「あめぞう」氏が浮かばれませんよ。
なぜ?
2chには日頃からお世話になっているので購読。私が2chに対する批判として最も印象的だったのが、テレビ番組の特ダネで小倉さんが、自分が痴漢して逮捕されたというデマが2chで流れて名誉棄損で訴えてやろうかと思った、管理人はそういうことがないように対処すべきだというようなことを言っていたことだ。確かに、そういうことが起こったら、本人にとってはとても迷惑で不利益であろうことは容易に想像できる。しかし、ひろゆき氏はそういった事態に対し、2chには事実もあるし嘘もある、その真偽はユーザー自身が判断すべきだ、2chがなくなっても、また、同じようなことが別のサイトで起こるというスタンスをとっているように見える。この考え方は常識人からすると理解不能だが、かの堀江社長もそうだったように、これが新人類なのかというような思いもある。(自分はひろゆき氏より若いのだが…)
ひろゆき氏は2chやニコ動などをプロデュースした先駆的な方で、本書でも言及しているとおり、現代人の孤独感を察知し、それを商業化した慧眼は称賛に値する。自分自身や世界に対する見方も独特で、(悪い意味ではないが)斜に構えたところがある。しかし、氏の指摘は鋭く、的を射ていると思える部分も多い。そういう人を非常識だと断罪するのは容易だが、そういう考えもあるということを理解しようと努める姿勢を失いたくはないと思う。イマイチ理解できない部分も多いが、また、間をおいて再読したい一冊である。

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頭の良
意外と世の中の裏がわかっている人だったんだなと感心しました。
小飼氏との対談でいつもとは逆の立場になっているのが面白い。
ウエッブ進化論を読んだなら、こっちも読まなきゃ!
梅田氏の「ウエッブ進化論」が経営者的発想とすれば、ひろゆき氏のこちらは現場を預かるマネージャー的発想だ。夢対現実、don't be evil 対 evil なもの。

要は、両者は対極に位置する見地から、ウエッブというものを概観しているのだと思う。

だからこそおもしろいし、私のような門外漢としては、「両方知ってないとバランス取れないよね。」という結論となってしまう。

ずばり、「ウエッブ進化論」を読んだのなら、こっちも読まないと具合が悪いよ!