古墳殺人事件―昭和ミステリ秘宝 (扶桑社...

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古墳殺人事件―昭和ミステリ秘宝 (扶桑社文庫)


扶桑社

価格(new/used): 840 円 / 159 円 より
発売日: (2002-11) アマゾン売上ランキング: 268862 位
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[ユーザーによる評価] 平均評価: 4.0 / 総数: 1件

ヴァン・ダイン風を狙った力作
主人公・津田皓三は、少年向け啓蒙雑誌の編集長で、歩く百科事典のような知識の持ち主、という設定。何かにつけて、自分の知識を口に出さずにはいられないようだ。
作者はヴァン・ダイン風を狙ったことだろうが、今日では、むしろ京極夏彦のシリーズ物を軽快にしたような印象を、若い読者に与えるのではなかろうか。
トリックの解明に至るまでの薀蓄が長くて、トリック自体はどうでも良くなってくるような感じも、あのシリーズと似通っている。
それでも、『古墳殺人事件』の真相は、この作者の長編では『上を見るな』などと並ぶ“大技”であり、良くも悪くも、読後の印象は強烈だと思う。