雪の女王

- ほるぷ出版 価格 ¥ 1,470
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雪の女王


ほるぷ出版

価格(new/used): 1,470 円 / 948 円 より
発売日: (1981-01) アマゾン売上ランキング: 211979 位
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[ユーザーによる評価] 平均評価: 4.5 / 総数: 5件

伝統とアバンギャルドが渾然一体の美しい挿絵
原作も読みましたが、児童文学に高い評価をおいた先駆者、ナオミ・ルイスの文章は、絵本に出来る範囲でのうまい翻案だと思います。
それでも相当な文章量で、読み聞かせには数晩かかりましたw

ル・カインの挿絵はデフォルメされた花や木々が刺繍の図案のようであり、欧米伝統の図案と、彼が活動を始めた60年代のサイケでアバンギャルドな色使いが昇華され、独特の、しかしすばらしい物語世界を顕しています。

1981年初版であまり売っていませんが、是非おすすめした1冊です
美しい絵ですね
 確かに魔法の鏡のシーンなどがありません。大昔に見たソビエトアニメの雪の女王でもこのあたりが省略されていて、本当の話はどうなっているんだろうかという疑問がふと湧いてきます。カイが雪の女王にさらわれるまでのストーリーが短すぎるのです。アンデルセンの宗教観はかなり良く再現されているのでなおさらその感を強くします。ストーリーとしてはやや消化不良なので原本を読みたくなってきました。
 絵の方は見事ですね。雪の女王の数ある絵本の中で最も見応えがあります。まるでルネッサンス期の名画を見ているようです。
悪魔の鏡
絵は美しいです。特に山賊の娘はみごと。
ただ、砕けた鏡がカイの目に刺さって、というくだりが無いのが、とっても残念です。ソリ遊びをしていたら雪の女王に連れ去られた、ってだけ。悪魔の鏡は、はずせないエピソードだと思うのですが。
挿絵の美しい世界に引き込まれる
 幼なじみの少年カイが雪の女王に連れ去られ、少女ゲルダは世界中をさすらいながら彼を探し求める。

 魔女(悪い魔女ではないが、ゲルダを手元におきたいために魔法でカイのことを忘れさせてしまう)、王女と婿、山賊の娘、トナカイ、ラップランドのおばあさん、フィンランドのおばあさん……ゲルダに関わるさまざまな人々とのエピソードが、美しい挿絵とあいまってとても印象深い。

 ゲルダの吐く息が槍を持った小さな輝く天使の姿に変わり、雪の番兵を打ち砕いたり、雪の女王がカイに、「氷のかけらを使って『永遠』という文字を作れたらおまえを自由にしてあげよう」と告げるところなど、全体を通じて深い示唆に富んでいる。

美しすぎる挿絵
ル・カインの挿絵が、ためいきが出るほど美しい。雪と氷に閉ざされた女王の表情が、何だか哀しい。ゲルダの純情に胸を打たれ、カイの哀しみが切ない。アンデルセンのメルヘンとル・カインの挿絵がマッチしている。
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