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あんぱんまん (キンダーおはなしえほん傑作選 8)
やなせ たかし
フレーベル館
価格(new/used):
893 円 /
597 円 より
発売日:
(1976-05)
アマゾン売上ランキング:
35060 位 - / 通常24時間以内に発送
[ユーザーによる評価] 平均評価: 4.5
/ 総数: 10件
子供にも受け入れられました。
30年ほど前の、私が子供の頃には、もちろん、アンパンマンのアニメなどはなく、幼稚園の時に買ってもらったこの本のアンパンマンが、アンパンマンでした。
自分の顔を食べさせてしまうという設定に、子供ながらに少し、どきっとしたおぼろげな記憶があります。
うちの息子たちは、アニメのアンパンマンに夢中なので、オリジナルを見せたらどんな反応を示すかと思って、買ってみました。
「あんぱんまん。顔無いねー。」と全く顔が無くなってしまったアンパンマンをみて、少しびっくりしたようですが、何度も読んでくれと持ってきて、十分受け入れられたようです。
最後の、やなせさんの後書きに、こんなヒーローを子供たちが受け入れてくれるでしょうかといったようなことが書いてあるのですが、その後のアンパンマンの流行をみると、すでにオリジナルの時点から子供たちの心をつかむ何かをもった作品だったんだなあと改めて感心しました。
自己犠牲の尊さを教える「ヒーロー」のおはなし
この絵本の主人公「あんぱんまん」が、テレビの人気者「アンパンマン」の元祖です。
アンパンマンにくらべて、ずいぶん細身なあんぱんまん。
自己犠牲の精神を「顔を食べさせること」で表現しています。
この捨て身の行為には、「あとがき」にもあるように、出版(1981年)当時全盛だった
かっこよく悪をなぎ倒すテレビヒーローたちへのアンチテーゼが込められているのです。
まあ、のちにアンパンマンもすっかりテレビのヒーローになるわけですが…
すんなり読めてしまうシンプルな物語ですが、場面は灼熱の砂漠、夜の森、雷雨、
家の中、と様々に変化しますし、色使いも非常にバラエティに富んでいて、作者の
絵本作りのたくみさが光ります。そのため再読、再々読しても飽きることがありません。
人格形成期のお子さんにしっかりと読み聞かせたい、優れた作品です。
子どもはコワいかも。
あんぱんまんの顔が食べられてなくなってしまうので、子どもはちょっとコワいかもしれませんね。個人的にはデフォルメされて毒がなくなったあんぱんまんより、こっちのほうが面白いですね。ジャムおじさんは、これが書かれたときは名前が決まってなかったようです。
あんぱんまんの含み。
以前から、アニメアンパンマンの含みには凄いものがあるなぁと感じていましたが、このあんぱんまんは決定打でした。 このあんぱんまんは顔をあげすぎて頭が無くなってしまうというショッキングでブラックな感じと、 今のアンパンマンとは雰囲気のほんのり違った絵も加わって、おもしろいです。 色んな解釈ができたり、色んな読み取りができる内容は、怖く、深く、最高におもしろい本だと思いました。
あんんぱんまんの含み
以前からアニメアンパンマンの含みには凄いものがあるなぁと思っていましたが、これは決定打でした。 このあんぱんまんは、顔をあげすぎて頭が無くなってしまうという内容で、ブラックに面白い。 絵も今のアンパンマンとは違う雰囲気のほんのり変わったところも好きです。 色んな風に読みとれる内容は、怖く、深く、重く、ほんとうにおもしろいと思いました。
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