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組織の盛衰―何が企業の命運を決めるのか ... |
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組織の盛衰―何が企業の命運を決めるのか (PHP文庫)PHP研究所 価格(new/used): 590 円 / 100 円 より 発売日: (1996-01) アマゾン売上ランキング: 100985 位 文庫 / 通常24時間以内に発送 [ユーザーによる評価] 平均評価: 4.5 / 総数: 20件 優秀な人を集めた組織が失敗するメカニズム優秀な人材で構成され、社会的評判も高い組織がなぜどのように衰退するのかが具体例とともに書かれていて面白くて読みやすかった。 組織を扱った本はほかにもあるが、これほどまとまった本はないのではないかと思う。 本書は1996年発行だか、冷戦の終焉による米ソの軍縮がもたらす軍人の社会的地位の低下が新たな危機につながりかねないと指摘している点には、2007年の今読むとどきりとさせられた。 テレビの登場によって高度な技術を抱えた映画産業がまさにその高度さゆえに主役の座を失っていく過程が描かれているが、同じようなテレビからYouTubeなどインターネットへの移行が現在進行中なのだろう。 今まで読まなかったのがもったいなかった何となく気になっていたけど、 今回初めて読みました。 もう少し早めに読んでいれば良かった。 でも、今だからスーッと入ってきたのかも^^ 組織について 体系的な学問は無い。 あっても、最近の企業組織についての本だけです。 歴史から学び、体系的に分析するには、 学問の世界では学者が組織体に属し、考えることができないし、 実業の世界は深く掘り下げるより、効率を追求するからです。 組織についての記録は 組織図があっても、 その機能と人とがどのような役割を果たしていたか? については検証の記録も残っていないし、 記録自体に信憑性が無い。 著者は 歴史から学び、組織の死に至る病として 1.成功体験への埋没 2.機能体の共同体化 3.環境への過剰適応 を実例から導き出している。 織田信長は最高の機能的組織をつくり、 豊臣秀吉はその成功体験と組織の急成長志向により、朝鮮出兵をし、 徳川家康は成長指向を戒め、安定志向へと舵を切った。 その後、徳川体制は300年の安定政権を維持した。 歴史から学ぶことって大切ですね^^ その時代、環境に応じて指導者が現れるんですよね。 組織には大切な役目がある「組織なんて二の次ですよ。優秀な人材をあつめればいいんです。」と言って憚らない人はたくさんいる。だが、この本を読むとそうではないことが分かる。過去にいくらでも誤った例があるのだ。 過去の歴史に学んで組織力をものにしよう。 素晴らしい!とても13年前に書かれたとは思われない新鮮さがあった。堺屋氏は「団塊の世代」などの流行語{今では常識}を作ったことでも有名であるが、本書は組織というものを本質から議論している名著である。最初に過去の歴史の失敗した組織のケーススタディが3つ載ってあるが、あの氏独自の分析力には圧倒された。例えば戦後から1960年代までは石炭産業がエリートコースであったが、石油の出現によって完全に滅び去ったという事例が載っている。石炭産業から石油産業への転換は一般教養レベルだが、石炭産業が戦後直後には東大生の就職人気ナンバーワンであるなんてことは全く知らなかった。 次に当時はほとんど研究されていなかった{現在は知らないが}組織の本質に迫っていく。この部分は本書で一番抽象的だが、具体例なども引用されており、そんなに読むのが苦ではなかった。 最後に利益質とヒューマンウェアという氏独自の造語を用いて今後のあるべき組織を論じている。 読んだ人の中には{特に経営者や中間管理職の人}抽象的過ぎて実践では使えないと思われる方も多いと思うが、逆に抽象的だからこそいろいろな分野に{つまり具体的に}適用できると思う。 組織だって・・・『奢れる者は久しからず。盛者必衰の理をあらわす。』前半のケーススタディー部分は、官僚、戦国時代、帝国陸海軍、警察、中国の漢など、広く考察しており、歴史観にあふれ、かつ本質を喝破していると思います。 筆者自身の弁によれば、「組織についての学問的研究があまり進んでいない、現代の組織を研究するには機密の壁という障壁があり難しい。」とのことでしたが、確かにその通りだと思います。 そういえば、こんな格言がありますね。 『歴史は繰り返す。』 |