![]() |
新版 指輪物語〈1〉旅の仲間 上1 (評... |
| J.R.R. Tolkien - 評論社 価格 ¥ 735 | |
| home|書籍|CD|DVD|ゲーム|ソフトウェア|家電|キッチン|おもちゃ・趣味 |
![]() |
新版 指輪物語〈1〉旅の仲間 上1 (評論社文庫)J.R.R. Tolkien 評論社 価格(new/used): 735 円 / 1 円 より 発売日: (1992-07) アマゾン売上ランキング: 103235 位 文庫 / 通常24時間以内に発送 [ユーザーによる評価] 平均評価: 4.5 / 総数: 63件 映画と相互に楽しめる稀有な作品映画を観て興味を持ち翻訳本を読み始めるも、あまりにも硬い訳文のため1冊の途中で断念しました(出版社には是非時代にあった新訳を期待します)。 それならばと原書に手を出してみると、その文章の素晴らしさに参りました。 ときに流麗で、ときに荘厳で、ときに平易に語りかけるその技法は絶妙の一言。 ある程度の語学力があれば、無理して翻訳した物を読むよりも読みやすいかもしれません。 (尤も、それ程難しい語彙もありませんよ。) The Fellowship of the RingはLord of the Ringsの第一巻にあたり、やや導入部分の説明が回りくどい感があるものの、それによりこの壮大な世界がより具体的印象を持って我々の前に広がるという役回りを考えると非常に重要なパートです。 映画が比較的よくまとまっているので、世界観や起承転結を覆すような大きな違いは無いようにも思えますが、この原作を読むことで、映画の世界がより壮大に拡がり、繊細かつ緻密なタッチで色づけされていきます。 また、再度映画に眼を移すと、原作により拡がった世界の中で具体的に活動するキャラクターが現れ、さらなる具体性をもって作品を楽しむことができました。 原作と映画とを比較すると、その違いからどちらかを切り捨てたくなる作品が多い中、相互に色づけし合う稀な作品ではないでしょうか。 是非、原書で読みましょう。 The Fellowship of the Ring (Lord of the Rings) とすべき本タイトルが、「The Lord of the Rings (The Lord of the Rings)」となっていますが、間違っています。 本の画像をみれば分かるとおり、三部作の内の最初の1つ「The Fellowship of the Ring」のみ含まれるため、「The Fellowship of the Ring (Lord of the Rings) 」とすべきです。 映画とは違う楽しみもロードオブザリングを見てから、旅の仲間を読みました。映画は原作と違う設定かな?と思いきや、実は映画で語られていなかった登場人物の背景がこまかく描写されています。本書を読み終わってからまた映画を見るとかなり楽しくなります。淡々と長く背景描写に時間を費やし、物語に入っていくというのはヨーロッパの文学によく見られる傾向ですね。時間があるならじっくり味わうのも良いでしょう。 指輪物語をより楽しむために指輪物語の中には、登場人物たちが歌う歌がよく引用されています。なかにはエルフ語など架空の言語で書かれたものまで出てきたりして。文字だけを見ていても、アルファベットの羅列でした。ところが、この朗読で聴いてみると、美しい韻律がたくみに作り込まれていたのがわかります。 少しとっつきにくい言い回しが多いこの作品ですが、朗読でおごそかに読み上げられるのを聴いていると、なるほどと納得のいくものがあります。 3作品分CDを購入したりすると、とんでもない散財になってしまいますが、それだけの値打ちはありますよ。 何度でも読み返したくなるブリー村での一件は『指輪物語』の中でも特に好きなエピソードなので繰り返し読んでます。 先に進むにつれてホビット四人旅の平和な頃が懐かしくなってくるので。 私は何の予備知識もないまま本から入ったので、上1では固有名詞がこんがらがって結局読み終わるのに一ヶ月かかってしまったのですが、二巻からは世界観にも慣れ、話もテンポよく展開していくので、そこからはのめり込んで一週間で読破してしまいました。 とっつきがたいと言わずにぜひ一度は読んでほしい傑作です。 |