想いあふれて (ライムブックス)

平林 祥 - 原書房 価格 ¥ 920
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想いあふれて (ライムブックス)

平林 祥
原書房

価格(new/used): 920 円 / 450 円 より
発売日: (2007-11-09) アマゾン売上ランキング: 145286 位
文庫 / 通常24時間以内に発送
[ユーザーによる評価] 平均評価: 5.0 / 総数: 5件

さすがのクレイパス!
始めは高級娼婦というヒロインにおよ?と感じましたが、
記憶喪失になっており自分のことがほとんどわかりません。
そんな中で、恨みもありながら介護していくグラントなのですが
この二人の微妙な関係が絶妙ですね。
さすがリサ・クレイパス!読ませるな〜と感じました。
飽きがこないんですね。ストーリーにぐいぐい引き込まれるので
夢中になってよみました。
どうなるの?どうなるの?という感じです。
またひとつひとつのことをきちんと辻褄合わせができていて、
中途半端に終わられなかったところも脱帽です。
次回の作品も楽しみですね。
おもしろかったです。
ヒーローのグラントがどんどんヒロインに惹かれていく姿がとても素敵でした。とても素直で素敵なヒロインで好感が持てました。
ピンチを切り抜けたヒロインが心配で医者の所へ行こうとするグラントに「そんなに行きたいならあなたが行って!私は家に帰りたいの!」というヒロインのセリフが2人の関係を表しているようでとてもいい雰囲気。この作品を読んだ後、シリーズ三作目の「悲しいほどときめいて」をもう一度読んで、グラントがでてくる場面を読みました。改めて面白かったです。
何度がでてくるドクターリンリーが主人公の話しもあったらいいなと思いました!
良作!
お気に入り作家のクレイパスの前作「とまどい」が個人的にはガッカリな出来
だった事もあり、ボウストリート3部作の第1作目である今作は期待半分不安半分
でした。が、読み終わってみると、いつものクレイパス節というか安心して読める出来で
その不安は払拭されました。父親の事業失敗をきっかけとした一家の離散、特に愛する
弟の死を経験して以降、愛情を信じなくなった孤独なヒーローグラントと、
溺死の危機に見舞われて記憶喪失になった高級娼婦のヒロインヴィヴィアンの話。
高級娼婦という設定で買うのを躊躇したんですが、その必要はありませんでした。
詳しくはネタバレ出来ませんが、おとなしいけれど芯のある美人ヒロインといった感じで
かなりツボでした。ヒーローもとても素敵でした。
この作品には第2作目のヒーローロス卿がかなり出てくるので、来月刊行予定の次作が
とても楽しみです。
唯一惜しむらくは、第3作目の「悲しいほど ときめいて」が先に翻訳されてしまった事。
それによって、第2作目のネタバレがされてるんですよね…。
とにかく、この作品は満足な出来だったので星5つ。
記憶喪失の裏にある真実
物語はボウ・ストリートの捕り手であるヒーローが、瀕死の状態で川に上がった女性を自宅に匿うために連れて帰るところから始まります。
彼が彼女を連れて帰った理由は善意からではありません。
瀕死の彼女はロンドン一の高級娼婦。過去にヒーローはこの高級娼婦に身に覚えのない噂を流されて屈辱を受けたことがあり、彼女に復讐するために家に連れて帰ったのです。
しかし、目を覚ました彼女は自分の事を思い出せないほどの記憶喪失。しかも以前の彼女とは思えない、思いやりと優しさと知性を感じさせる言動にヒーローはとまどい、強烈に惹かれてしまいます。
復讐心と愛情を感じながら、優しさと冷たい態度を繰り返していくジレジレした切ない展開がとても読み応えありました。
また、ヒロインを川に沈めた犯人を捜すためのおとり捜査や、逃走劇などのハラハラ感も味わえます。
個人的には犯人が捕まったあと、長めにヒーローとヒロインのやりとりが用意されていたのが良かったです。想いを自覚したあとのヒーローは序盤の冷たさはどこに行ったのか、ヒロインを溺愛しまくりで、その溺愛ぶりは最後まで遺憾なく発揮してくれます。恥ずかしくなるぐらいの溺愛ぶりですが、それぐらいのほうが読んでいて楽しいですね(笑)。

ボウ・ストリートシリーズの第一作目ですが、先に三作目の「悲しいほどときめいて」が発売されているので、まさに今回は待ちに待った一作目!
二作目もすぐ発売されるようなのでとても楽しみです。
軽蔑しながら惹かれていって..
ヒーローがテムズ川から引き上げた美女は、ヒーローが軽蔑していた高級娼婦。
高慢で淫らな女性だったはずなのに、記憶を失ったヒロインは、別人のように優しい女性だった。そんなヒロインを保護しながら、ヒロインに惹かれて行くヒーローは事件の捜査を行う課程でヒロインの露わになる無軌道ぶりにどんどん悩まされていきます。ヒロインも、自分が高級娼婦だったと聞かされ、そんな筈はないと苦悩するのだが..。
今回、謎を負う課程が多く、内容の割にヒロインの苦悩度や周囲の人たちを魅了する理由が、あっさりとしすぎなような気がする。高級娼婦といわれ、悩みながらもそれで納得していいのか..とも。ま、クレイパス作品なので後半のどんでん返しや、思い定めたら一直線のヒーロー像も含めて安心して読めましたが、私は壁の花シリーズのようなユーモア溢れる作品の方がもっと好きだな。