カバラ (文庫クセジュ)

Roland Goetschel - 白水社 価格 ¥ 999
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カバラ (文庫クセジュ)

Roland Goetschel
白水社

価格(new/used): 999 円 / 768 円 より
発売日: (1999-08) アマゾン売上ランキング: 188735 位
単行本 / 通常3~5週間以内に発送
[ユーザーによる評価] 平均評価: 4.5 / 総数: 2件

カバラ概説
カバラにはかなりイメージだけが先行していて、「数占い」のことのように扱う書籍が出ていたりする状況ですが、
本書はカバラの歴史的な側面をきっちりおさえて、古典的なカバラの思想家やクリスチャン・カバラや近代の動向までをまとめています。
イザック・ルリアの思想を手際よく纏め上げています。カバラの世界のおおよその状況を本書で知ることができます。
ゲルショム・ショーレム氏の著作などに当たる前に読むといい思う。
「セフィロト」についての観念が「セーフェル・イェツィラー」からその後、どのような変遷をたどったかの概要がわかります。

カバラ全般にわたる概説書
 この本には、カバラの大まかな外観が書かれている。そして、内容といえば基本的には歴史に沿ったカバラの説明である。私個人としては、初期カバラについての記述がとても興味深かった。しかし、カバラの概念やその思想の全体についての記述はあまりない。しかしこのことは、アカデミックな立場でカバラを見ようとすれば仕方がないことであるようにも思える。併読するとわかりやすいものとしては、同じ文庫クセジュの『ユダヤ思想』が挙げられる。それにもっと深く知ろうと思えば、この筋の世界的権威であるショーレムの『ユダヤ神秘主義』を読むといい。