ミクロ経済学

- 日本評論社 価格 ¥ 3,150
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ミクロ経済学


日本評論社

価格(new/used): 3,150 円 / 2,456 円 より
発売日: (2003-11) アマゾン売上ランキング: 38503 位
単行本 / 通常24時間以内に発送
[ユーザーによる評価] 平均評価: 4.0 / 総数: 2件

独習者へのアドバイス
ミクロ経済学の入門書。特徴としては、グラフを多用していること、価格理論だけではなくゲーム理論や不完全情報等の比較的新しいトピックについても解説していることが挙げられます。授業で教科書として使う分には問題ないのでしょうが、独学しようとする人には、体験的に以下のことをお勧めします。
○記述が若干前後することがあるので、途中分からない箇所があっても気にせず読み進めて、出来るだけ早く終わりまで通読してしまうこと。
○数学から長らく離れていた人はグラフの多用に少し戸惑うかもしれないが、読んでみると案外大したことは言っていないので怯まないこと。
○著者も勧めるとおり、初読の際は第2部の一般均衡分析は飛ばして、先に第3部のトピックのうち面白そうなものを拾い読みしてみること。
○トートロジカルに感じられる部分もあるが(特に第2部)、そういうものだと割り切って、あまり気にしないこと。
○演習は別の本を使った方がよいので、飛ばしてしまうこと。
経済学の入門書として最適
経済学概論ミクロ分野の入門者向け教科書としてはピカイチだと思う。

分かりやすいということでは、「マンキュー経済学 ミクロ編」という教科書があるが、類似の内容をもう少し理論的に、それでいてよりコンパクトに説明しており、こちらの方がお奨め。

内容としては、マンキューと同じように、需要-供給曲線で経済事象を様々な角度から分析し、経済的な視点を養った後で、消費、生産分野の通常の理論的説明に入る。この説明順は、理論の背後にある応用例を既に勉強していることから、無味乾燥な理論についても、その経済的意義を理解しやすくグッド。

ただ、交換の分野については、価格がいかに消費、生産分野でともにパレート最適を導くかの説明がやや曖昧で、ミクロ経済学の教科書としては、少し物足りないことから、星一つ減じて、星4つ。
(やや難しい分野ではあるけど、やっぱりこの分野こそが、消費分野と生産分野を統合する、ミクロ分野の真髄だと思うのだが・・・。)

しかしながら、分かりやすさを考慮すれば、入門編の教科書としての地位は揺るがないと思う。