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分権の光 集権の影―続・地方分権の本流へ |
| 木佐 茂男 - 日本評論社 価格 ¥ 2,625 | |
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分権の光 集権の影―続・地方分権の本流へ木佐 茂男 日本評論社 価格(new/used): 2,625 円 / 300 円 より 発売日: (2003-04) アマゾン売上ランキング: 513774 位 単行本 / 通常24時間以内に発送 [ユーザーによる評価] 平均評価: 5.0 / 総数: 3件 分権開始4年目の現在における検証に最適分権時代になり国と自治体は対等になったはずにもかかわらず、有事法制、住基ネットなど集権化への取組みは日々加速しています。一方、自治基本条例や住民投票条例に見られるように新しい時代にマッチした自治の実現に地道に取り組んでいる光も見えてきました。 本書は分権開始から4年目を迎えた現在における、国、地方における様々な諸問題を通覧できる良書だと思います。 分権4年目の諸問題を検証分権開始4年目を迎えた現時点で、国政では有事法制が、地方では住基ネットが大きな議論になっています。また、新地方自治法で導入された国地方係争処理委員会は事実上機能していないことは、横浜市の勝馬投票権発売税条例を巡る委員会の対応を見ても明白になりつつあります。本件条例に関する横浜市と総務省との協議は事実上、同委員会のおかげで棚上げ状態になったままと評価できるようです。分権時代とは言いながら、国の集権化への取組みは一層強まるばかりのようです。 一方、分権の光としては、自治基本条例の制定ブーム、住民投票条例の実践などに論及されています。特に国民からの批判が絶えない公共事業が、なお、継続される原因として「政官業学の癒着」を指摘されています。研究者ご自身が!「学」を癒着の要素として指摘されたことは驚きです。 いずれの論文も比較的短いものであることや、テーマ別に構成されているので、興味のあるテーマから読むのも良いでしょう。現在における分権と集権に関する諸論点が一望できると思います。 また、第3部座談会 Ⅲ財政において、五十嵐教授と保母教授が財政と公共事業に関してかなり厳しい議論をされているのがひしひしと伝わり、迫力のあるものだったのが印象的でした。 分権4年目の現状を鋭く検証されています分権開始4年目を迎えた現時点で、国政は有事法制が、地方では住基ネットが大きな議論になっています。また、新地方自治法で導入された国地方係争処理委員会は事実上機能していないことは、横浜市の勝馬投票権発売税条例を巡る委員会の対応を見ても明白になりつつあります。分権時代とは言いながら、国の集権化への取組みは一層強まるばかりのようです。 一方、分権の光としては、自治基本条例の制定ブーム、住民投票条例の実践などに論及されています。また、国民からの批判が絶えない公共事業が、なお、継続される原因として「政官業学の癒着」を指摘されています。研究者自身が「学」を癒着の要素として指摘されたことは驚きです。 いずれの論文も比較的短いものであることや、テーマ別に構成さ!れているので、興味のあるテーマから読むのも良いでしょう。現在における分権と集権に関する諸論点が一望できると思います。 また、第3部座談会 Ⅲ財政において、五十嵐教授と保母教授が財政と公共事業に関してかなり厳しい議論をされているのがひしひしと伝わり、迫力のあるものだったのが印象的でした。 |