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構造改革の真実 竹中平蔵大臣日誌 |
| - 日本経済新聞社 価格 ¥ 1,890 | |
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構造改革の真実 竹中平蔵大臣日誌日本経済新聞社 価格(new/used): 1,890 円 / 285 円 より 発売日: (2006-12-21) アマゾン売上ランキング: 14224 位 単行本 / 通常24時間以内に発送 [ユーザーによる評価] 平均評価: 4.5 / 総数: 35件 TV番組「竹中平蔵・上田晋也のニッポンの作り方」とコラボさせた読み方が最高こんなに面白い本に出合ったのは本当に久しぶりです。2000年から2005年の間にビジネスの 第一線で働いていた人にとっては、当時を振り返って、国の最高権力が考えて動いているこ ととが何だったのか、その考えとその指示で下々の官僚が行っていることが全く違っていた ということ、その官僚の言葉一つで一般企業が過剰に反応してもっと違った動きになってい たこと、などが思い知らされます。日記と題しているだけあって、内容がとても具体的で、 グイグイ引き込まれてしまい、車中で読んでいたのですが、その数日間は通勤時間が来るの が楽しみなぐらいでした。裏会議の話など、著者ならではの実話録もあって読みどころ満載 です。 それから、いまBS朝日などでやっている「竹中平蔵・上田晋也のニッポンの作り方」は大変 面白い番組で毎週見ていますが、この番組と本書と見比べると大変興味深いものがあります のでおススメします。 民営化を含めた構造改革は、枠組み作り、法案作りと実行すべき民間人の人選、そしてその 後のモニタリングというところが政府の役割で、実際に構造改革を推進するのは政治家も官 僚もやってくれないのだなということも感じさせられました。実行部隊は民間人であるわれ われ自身であるところが「何だかなぁ」と思いが至ります。城を築くのも、決めるのは偉い 武士ですが、実際に作ることはしないもんなぁ。 今、日本に必要な政治のリーダシップはこれだ!小泉内閣の構造改革の司令官だった竹中氏自らが当時の状況を記述した貴重な資料です。 竹中氏は当時もマスコミでも大きく取り上げられた金融改革/不良債権処理と郵政民営化という2つの大改革を成功させるために「経済財政諮問会議」と小泉首相の「信任」という2つの「武器」を最大限に活用してきました。竹中氏が自民党内の「抵抗勢力」と戦ってきた経緯と結果が素人でもわかるように平易に記述され、大変興味深く読ませてもらいました。 大改革推進に当たっては「骨太方針」「工程表」という永田町の今までの常識には無かった新手法を「経済財政諮問会議」という舞台で適用したことと、「戦略は細部に宿る」という流儀・信念が貫かれています。このような能力を持った大臣を得たことが未曾有の危機状況にあった当時の日本にとって幸せだったと思います。しかしながら民間企業のプロジェクトであれば当たり前のリーダシップが永田町に無いのは不幸です。日本は一時の危機は脱したとはいえ、まだまだ年金問題など難題山積みの状況です。日本の未来のためにも竹中氏のようなリーダーシップを発揮してくれる政治家の登場を望みます。 「正々の旗、堂々の陣」批判や抵抗、「竹中いじめ」のすさまじい逆風のなかで格闘する氏に友人から贈られたのは「正々の旗、堂々の陣」という短い言葉だったという。本書は、小泉改革の5年半の政策実現のプロセスの実体験を生々しく語っている。 本書は、政策主張ではなく、舞台の表裏で誰が何をどうしたかというプロセスを描いている。その結果、郵政民営化などの対立や抗争の実態を通じて、かえって利害の対立軸が簡明に見えてくる。構造改革や竹中氏を頭から否定し毛嫌いするひとには受け入れがたい自慢話に終始しているとしか見えないかもしれない。しかし、抽象論や難解になりがちな政策論をあえて避けて、いかに反対され抵抗されたかに集中して描いているので論点がかえってわかりやすい。 小泉内閣の発足時、私はアメリカで周囲の人々から竹中評を求められ「政治を知らない学者なので実行力に疑問」と返した。この見方は全く間違いだった。氏は、並の政治家以上に与党政治や官僚行政の地勢と用兵を理解し、学者ばなれした忍耐力と知略を発揮したといえる。小泉総理が「郵政民営化に反対するという決定は、民主党の最大の戦略ミスだ」と笑みを浮かべたというが、真の二大政党時代を制するのは政争や政局ではなく政策の是非にあると喝破していたのだろう。 小泉内閣の終焉から2年、本書が公刊されて1年が過ぎたが、現時点でも本書が読まれる価値があると思う。なぜなら今目の前で行われている「改革」の骨抜きと後退、無策の実相が、本書を読むとまるでフィルムの逆回しのようにありありと見えてくるからだ。 ハラハラ、ドキドキ満員電車の中、ハラハラ、ドキドキ読んでしまった。 平易な文章で書いてあるので一気に読める。 内容は主に以下の3点 ・不良債権処理 ・経済財政諮問会議 ・郵政民営化 学者先生であるが、抵抗する官僚への対処、根回し、用意周到さ など政治手法も非常に長けていると思った。 彼には政策に関する明確な現状把握と目的意識がある。 氏が実践された「戦略は細部に宿る」。 いい言葉だと思った。 企業改革にも応用できるか!? 今、そこにある危機小泉政権が幕を閉じ、1年超経過した今、改めて読むべき書物です。 竹中氏は言わずもがな学者大臣として小泉内閣の最初から最後まで携わった、唯一の閣僚です。 そこには小泉首相の改革に対する明確な意思と首相に賛同し、ブレーン、参謀となって改革を進めていく決意をした竹中氏との絶妙な信頼関係と組合せがなければ、成り立たなかったであろうという事が、再認識できます。 改革を推し進める過程では、それを推進するトップの明確な意思と、それを具体的レベルに落し込み、進めていくだけの能力がある実務者の組合せがなければ、いかに困難で不可能な事であるのかを思い知らされます。 国の政策レベルで見ると、抵抗勢力となるものは野党は勿論ですが、与党の族議員、官僚、マスコミ。 全てのものが国政レベルでは色々な形で交錯し、抵抗勢力となっていく図式が著者の経験の中から、つまびらかにされていきます。 この本を読むと、改革をするよりも何もしない事の方が、よほど楽であると思ってしまいます。 そういった抵抗勢力に屈する事なく、不良債権処理問題、政府系金融機関問題、郵政民営化問題といった大きな課題に取組み、成し得た事は奇跡に近い事だったのかも知れません。 時まさに、かまびすしく増税論の声が大きくなり、過去の小泉政権を総括し、「ポピュリズムであった」「政策は骨抜きであった」「具体的な成果はなかった」「格差拡大の原因となった」「米国主義にのまれた」等々批判的な論評が数多く目につきます。 確かに政策においてはパーフェクトはありませんから、ある一面をとって批評するのは容易いでしょう。 しかし、もしあの時、公的資金が投入されていなかったら、政府系金融機関の統廃合がなされなかったら、郵政民営化がなされなかったら…。 考えただけでもゾッとしますが、綱渡りの危機的状況をなんとかぎりぎりクリアできたという状況には違いありません。 あれだけ強固な意思を持ったリーダーと参謀を持ってしてこれです。 しかし、小泉政権後の国に、野党や族議員、官僚、マスコミといった抵抗勢力に抗するだけの強力な改革の意思を持ったトップと、それを支えるブレーンとなるべき参謀が、果たしているのかどうか。 危機は今、まさにそこにありと認識させられ、考えさせられる書物です。 同じテーマの商品を探す
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