カンブリア宮殿 村上龍×経済人II

- 日本経済新聞出版社 価格 ¥ 1,680
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カンブリア宮殿 村上龍×経済人II


日本経済新聞出版社

価格(new/used): 1,680 円 / 1,085 円 より
発売日: (2008-02-26) アマゾン売上ランキング: 1694 位
単行本(ソフトカバー) / 通常24時間以内に発送
[ユーザーによる評価] 平均評価: 4.5 / 総数: 5件

龍の眼が秀逸。経営者の生の声もGoo−。小池さん・・・
自分にググっときた経営者について。
・くらコーポレーション:田中邦彦「3つの喜び・・・」
・吉野家:安部修仁「自分に向くものはもっと他にあるのはずだと思って決められないでいる人というのは・・・」
・ソニー:出井伸之日本は半導体協定で、アメリカに「官民一緒になってはいけない」と言われたから、・・・
・ジュンク堂:工藤恭孝「〜ここでやっと見つけた」
 龍氏「知識を得ることは刺激的だと・・・」
・バンダイナムコ:高須武男「なぜ経営統合を選んだかというと・・・」
・ローソン:新浪剛史「セブンーイレブンの真似をすればいいじゃないかと・・・・」
・テンプスタッフ:篠原欣子「〜で、あの人はどこから来るんですか」と聞きましたら・・・」
など。番組の放送内容と、あと村上龍さんの書き下ろし「RYOU'S EYE」が秀逸です。
そのほかの社長さんも語りが面白くためになるなと思いました。テレビより面白い?
まずは始めてみて続けられれば、才能があるということ。
○読み始めたきっかけ

 元々、村上龍の経済関係のエッセイが好きで、1を読んでこちらの2も興味がありました。

○心に残る言葉

P.120 教育を英語でエデュケーションというでしょう。エデュケーションの語源はエデュース。
どういうことかというと、引っ張りだすということです。教育するというのは、その人の特徴を引っ
張りだしてあげる。その人を生かせる分野で活躍させてあげるということですよ。そうしたら必ず能
力を発揮する。それが会社にとってもその人にとっても一番ハッピーなんです。

→経営者の仕事の重要なものは、人事だと思います。会社の発展に必要な人材を採用し評価、教育を
すること。元々持っている個人個人の適正を見いだすことができる経営者は、業績も良く社員も楽し
く働けるのではないでしょうか。

p.215 自分たちの強い技で勝負しようよ。ここで勝負ができなかったら、俺たち勝てないよ。

→経営者に必要なことは、人事の他に自社の強みが何かを明確に把握することだと思います。自分は何
屋で何が一番お勧めなのかが分かっていること。あれもこれもありますよ。どれもそこそこですという
のは、よくない。会社のキャラが際立っていて、「これなら負けない」という分野、ニッチでもいいで
すが、それがないと社員も自分の仕事にプライドも持てないと思います。経営資源を強みに集中投資し
て、その分野で頭一つ抜け出す必要があると思います。

p.377 集中を続けられるというのが才能だと思ったんです。特別なひらめきというのは長続きしない
んですよね。

→以前、将棋の羽生善治も同じことを言っていました。「続けられることこそ、才能だ」と。元々、好き
かどうか、適正があるかどうかが重要。好きでなければ続けられない。自分が何が好きなのかを、もう一
度自問自答してみることが大切。ただ、一般人は自分が本当に何が好きかは分からない。だから、とりあ
えず興味があれば始めて見る。朝にジョギングをする、プールに通う。最初は抵抗があっても、走り終わ
ったら気分が良かった、続けられるのであれば適性があり好きなはず。本当に嫌いだったら、絶対に続け
られない。まずは、始めて見れば自分の適正も分かる。
面白い。
番組が好きなので本も読んでみました。
それまではなんとなく村上龍は不遜な感じがして
好きではなかったけれど、テレビの向こうにいる彼は
なんとなく嘘がない感じがして好感が持てました。

くら寿司の社長、洋麺屋五右衛門などの社長、
TOTO、堀場製作所、ファンケル・・・。
いろいろな社長の話はそれだけで面白いけれど、
他のレビュアの方も言っているように、
村上龍の存在がとても大きい。

彼のフィルタ、彼の視線を通しての社長、企業、仕事・・・。
それがまた魅力的で本もとても面白かった。
一人の社長ごとに2ページほどの村上龍のコラムがあるが、
それがとてもよかった。
オススメです。
社長の目線、考え方を追体験できる楽しい本。
1がとても面白かったので、2も読んでみた。
構成などは変わらないが、登場人物が変わっているので、十分な気付きがあるし、パワーダウンしている感じがしなかった。
中小企業と定義されるサイズの会社のカリスマ経営者や、大企業の雇われ社長、世襲している社長など。
多様な社長が登場するのだが、どの人の言葉も実績がともなっているだけに深みが感じられた。
社長という立場は、こういう風に会社を見ているのかと、疑似体験ができる、楽しい読書だった。
村上龍という翻訳機
村上龍氏出演のテレビ東京系の番組の書籍化、第2弾。

第1弾でも感じていたことであるが、村上龍氏の翻訳機能。
「企業経営」というジャンルでこの国でトップを走る人たちの価値観や、判断の基準はいくら伝えようとしたところで、その立場、その場面に立ってみないと、とても実感できるものではないと思う。
その上、登場する社長は現時点で成功した会社のトップであるため、より「結果論」としてのお話になってしまうのは、書籍であれば致し方ないところだろう。

ただ、この番組でホストを務めるのは村上龍氏である。
経済小説でもかなり取材を重ねた詳細な作品を世に出している龍氏だけに、実際に企業を経営している立場と、その立場に対して興味を持つであろう一般人の間を絶妙の切り口でつないでいる。

言語能力という点を加味すれば、龍氏以上にこの番組のこの役割を全うできる人がいるとは考えにくい。
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