まだ見ぬホテルへ

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まだ見ぬホテルへ


日本経済新聞社

価格(new/used): -- 円 / 100 円 より
発売日: (1998-10) アマゾン売上ランキング: 351054 位
単行本 / 在庫切れ
[ユーザーによる評価] 平均評価: 4.5 / 総数: 6件

憧れの世界へ誘う本
建築プロデューサーの目と足で体験した外国の一流ホテルのたたずまいをショートエッセイとして紹介しています。雑誌の連載を、文庫化に際して趣のある写真と共にまとめた本です。海外の優雅な滞在を追体験できる、貴重な本です。

普通、旅好きの人が書くエッセイって自分本位でつまらないエピソードの羅列が多いものですが、このホテルエッセイは違います。まず、長さが程良い短さ。文章がひとりよがりでなく、まるで友人に語るようにゆったりと簡潔でわかりやすい。内容も、夢のようなホテルでありながら、必ず著者の慌てたところ、ほっと感動したところ、失敗して青くなったところ…など、オチが用意されていて最後ににやっと笑えます。そして、まるでその場にいるかのように目に浮かんでくる外国の風景と、空気。ホテルのロビーや部屋の雰囲気、ホテルマンの息吹が感じられる描写。実にいろんな国に旅をされているけど、読み終わった時には、まるで私までもがそれらの国を全部訪れてしまったかのような錯覚に陥るほどです。それも一生無理な高級ホテルに。
評判のホテルに泊まることを目的とした旅は、大人ならではの格別の楽しみでしょう。観光地を見るという以外に、何か一つ自分だけのオリジナルテーマを持って、これからあちこちの外国へ行ってみたい、と思わせられた本でした。できれば外国でこの文庫本を持って、ホテルのプールサイドでのんびり読書するような旅を…。

悠久の彼方へ・・・
 読みながら、悠ä¹...の彼æ-¹ã¸é€£ã‚Œã¦ã‚Œã¦è¡Œã‹ã‚ŒãŸæ°-分になる。自分は一ç"Ÿæ³Šã¾ã‚‹ã"とのないであろうホテルに滞在するã"とも、ã"の本の中では実現するのだ。

 ホテル。ã"のç"˜ã„響き。それが海å¤-となれば、なおæ›'焦がれる思いがつのる。ã"の本はその欲求ã‚'十分満たã-てくれるのだ。ホテルは芸è¡"作å"ã§ã‚る。ホテルひとつひとつ及びそのå'¨è¾ºã¯è¡-である。ページã‚'めくっていくと、そã‚"な思いに駆られる。写真だã'でも購å...¥ã®ä¾¡å€¤å¤§ã®æœ¬æ›¸ã€‚è'-è€...の建築家ならではの知識と経é¨"がそã"はかとなく感じられるæ-‡ç« ã«å¼•き込まれ、ついæ-...行の計ç"»ã‚'立てたくなるだろう。否、è'-è€...は建築家とã-てだã'ではなく、一æ-...行è€...とã-てのè¦-点からもã"の滞在記ã‚'記ã-ているのだ。海å¤-のホテルに滞在するのであれば、そういった人ã€...にã!‚‚会うだろう、そういった事にも遭遇するだろう。ç'å¾-できるè'-è€...のä½"é¨"。それらがホテルに一層親ã-みと尊厳ã‚'感じさせてくれるのだ。

 æ-...行そのものよりも、ホテルに泊まるã"とã‚'目的とする。やはりそã‚"なè'...沢なæ-...ã‚'ã-てもいいのだ。本書ã‚'読むと、そã‚"な勇æ°-(!)が沸いてくる。ただã-、è'-è€...のようにハãƒ-ニングã‚'も楽ã-む余裕がå¿...要だと実感するが。

 悠ä¹...の彼æ-¹ã‹ã‚‰ç¾å®Ÿã«æˆ»ã£ãŸæ™‚の軽い失望感。それがまたホテルへの憧れã‚'つのらせる。その時はまたã"の本に戻ればいい。ホテルはいつでも読è€...ã‚'迎えてくれるのだから。

写真はまだいいのに・・・。
ホテルものを書くときは筆者は読者を日常から離れた世界へ連れて行き、なおかつホテルに花を持たす、ということが義務だと思います。その点この本は、写真はまだみられるもののエッセイ(というか作文)の出来にばらつきがあります。きれいなホテルの写真をみながら、どうして彼の下着の洗濯の話やカメラを隠しもってもっこりとした股間、という話をよまされなけらばならないのか、がっかりしました。肝心なホテルの説明ものらりくらりで、最後に小さな字で書かれているだけ。ホテルという言葉をタイトルに持って来て本当にいいの?という本です。主人公はホテルではなくあくまでも筆者です。
写真も良いけどエッセーも楽しめる
 遠くへ行きたい気持ちがあったもののお金、時間の問題で旅行は断念という連休前、この本に出会った。旅行に行く予定を立てる時、宿泊するホテルが良いところだと本当に旅が楽しくなる。

 本書は著者の憧れのホテルがエッセーと写真が掲載され、とにかく楽しめた。世界各国25のホテル。自分が知りもしない外国のホテル。最初は世界のホテルが一部でも見たい、エッセーはおしゃれな感じのものかな?とあまり期待してなかった。が、最初のニューヨークのホテルでのエッセーで、著者の並々ならぬホテルへの憧れ(宿泊しなくてもホテルを利用する)に脱帽とユーモアが効いた文章に温かいものを感じ、本書の内容、全て楽しめた。

まだ見ぬホテルへ 新潮社文庫
ビーズの稲葉浩志さんが解説をしているという事で、すぐに読んでみました。けれど、稲葉なおとさんの写真と文に引き込まれてしまい、私が主人公になって、旅した気分を味わえました。ぷっと笑ったり、ドキドキしたり、心配したり、何度も読み返したくなる本です。
写真がとても美しく、イメージがさらにひろがり、楽しめました。