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ラヴクラフト全集 (1) (創元推理文庫 (523‐1))東京創元社 価格(new/used): 630 円 / 88 円 より 発売日: (1974-12) アマゾン売上ランキング: 8464 位 文庫 / 通常24時間以内に発送 [ユーザーによる評価] 平均評価: 4.0 / 総数: 12件 読む価値はある。文章としては飾り表現が多く言い回しも古臭いのでなかなかとっつきにくいのだが、一種独特な世界観を読者に伝えるのには必要だったんじゃないでしょうか。翻訳の良し悪しがよく評価の対象になってますが、自分が読み終えた感想としては「臨場感あふれる作品。ページがスルスル進む。じつにおもしろい。」といった具合です。読みにくさはさほど問題にならないと思うのですが・・・。 読みにくい…はっきり謂わせて戴くならば、読みにくい。本当に大瀧某はプロの翻訳者なのかと問い詰めたくなる程の読みにくさです。句読点の入れ方が乱雑だし、漢字も簡単な読みにわざわざ読み入れたり平仮名だったり。イライラしましたが…まぁ、何とか我慢し、脳内で訂正すれば読めない事も有りませんよ。 とりあえず読んでみてください言わずと知れたクトゥルー神話体系の創始者のラヴクラフトの短編集ですね。 今読んでも、その面白さは損なわれていません。なんていうか、人間の狂気を これだけ狂気的な表現で描写できるのはラヴクラフトの他には、そうはいないのでは ないかと。ただ、原書を読んでも分かりますが、文体が少々くどくて、読んでいて 疲れてくる部分もあります。それは日本語訳の本書でも変わりません。 読書慣れしていない人にとっては、本書というか、ラヴクラフト作品自体を読むのが 少々難儀かもしれません。 しかし、面白さは保障します。訳文が少々古臭いという欠点もありますが、それでも この異様な世界観は十分伝わるはずです。ラヴクラフトの作品は、単なるホラー小説 ではありません。それは人類学、歴史学、SFの領域にまで入り込んでいるほどの幅広さです。 何か普段読んでるのとは違った変わった小説を読みたいと思っている方、ラブクラフトがオススメです。 翻訳をやりなおして欲しい文の前半と後半の意味が繋がっていないことが多いです。 前半に否定語がおいてあるにも関わらず、後半に肯定文がきたり、その逆の組み合わせが目立ちます。 これだけの良いプロットを、こんなにも読みにくくしている事に怒りさえ覚えます。 文の整合性の異常性は、修飾語の多少とは関係ないと思います。 7巻頃にはこのような状態は修正されているとの事ですので、出来れば1巻から翻訳をやり直し、新版として出していただきたいです。 翻訳さえ問題なければ5つ星です。 想像力豊かな人にはお勧め恐怖小説モノで、ラヴクラフトの右に出る人はいない!と確信しているが、いかんせん、少々翻訳がわかりにくい。もちろん、ラヴクラフトの文章そのものが修飾語が多く、わかりにくいということもあるが、それにしても、やはり何とかならないものか、という素人の希望はある。(この問題は、全集の7巻目ではだいぶ解消されているように思うのは、私の気のせいか。) ラヴクラフトの描く物語は、俗っぽく言えば「忍び寄る恐怖」系だ。恐怖や怪奇の正体が前面に出てくるのではなく、むしろ読者にその恐怖の正体を想像させるようなところがある。彼自身、病気がちで想像の世界に浸っていた人であるから、人の想像(妄想)こそが最大の恐怖であると分かっていたのかもしれない(しかも、その妄想は個々人によって異なる)。同時に、彼は独自の世界観を持っている(クトゥルー神話)。それゆえ、彼の作品は、想像力豊かな人にこそ「面白い!」と言える小説であることは疑いない。 |