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嫁洗い池 (創元推理文庫) |
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嫁洗い池 (創元推理文庫)東京創元社 価格(new/used): 630 円 / 1 円 より 発売日: (2003-05) アマゾン売上ランキング: 144739 位 文庫 / 通常24時間以内に発送 [ユーザーによる評価] 平均評価: 4.0 / 総数: 4件 ミステリとしては弱いという印象です東京創元社お馴染み ? の安楽椅子探偵ものの連作短編集です。 ちなみに前作の 「 ミミズクとオリーブ 」 は読んでいません。 初めの4つは、本当に些細なもので、わざわざ民間人に相談する警察官の知性を疑います。 5つ目の 「 シンデレラの花 」 は若干、ミステリっぽいと感じましたが、 犯行そのものはお粗末で、やはり警察が解決できないようなものとは思えません。 最後の6作目の表題作は、犯行の手口に無理があるのと、 被疑者と目されていた人間の、昔の記憶 ( 「 嫁洗い池 」 に関する出来事 ) に纏わる話と事件に直接かかわりがないのはいただけません。 そのような部分は最初の作にもありますが、ミステリと関係ない話が多いのには閉口しました。 また、主人公がネガティブな考え方をする人間と感じ、友人の警察官が主人公の妻に馴れ馴れしすぎるのも、ちょっと……です。 そして、主人公の妻が夫の協力があったとしても、事件の真相に気付くのはうまくいきすぎに思えました。 文章は綺麗ですが、ミステリとしては弱いという印象を受け、男性キャラに好感を持てない作品でしたね。 やはり第一作の方が…1998年に文藝春秋から出た単行本の文庫化。 第一作『ミミズクとオリーブ』よりも、ミステリの側面の比重が大きくなっている。しかし、逆に作品の魅力を奪ってしまったような気がする。このシリーズの面白さは、登場人物の愛らしさ、かけあいの妙、食べ物の3点にあると思う。ところが、ミステリに傾斜することで、主人公たる奥さんの魅力が削られてしまったのだ。単なる推理機械へと変貌してしまっている。 ミステリとは難しいものだと思う。 喜国雅彦の解説が読みにくい。 お腹がへるミステリですシリーズ第1作の「ミミズクとオリーブ」もそうでしたが、 でてくる食べ物がおいしそうでおいしそうで・・・。 謎解き自体は、そんなにむずかしいものではないのですが、 作品全体に流れる暖かい感じは貴重だと思います。 主人公の作家(作者をチョッと投影してる?)と名探偵の奥さんの 嫁を洗うって何事?って思いました書籍のタイトルに使われた最終話も、読んでみれば「ふ~ん」って感じですが、本作はシリーズ前作の『ミミズクとオリーブ』よりミステリとしての謎解きが理に適っているように思いました。犯人の目星は読者もすぐにつくであろうだけに一緒に安楽椅子探偵を気取るのもよし、かも?。故郷の美味いもの登場のシーンも楽しみ。美味いものといえば池波正太郎氏ですが、ここでは知らない人が聞いたら「え?」と思うようなものも故郷の味として登場するのがいいところ。 ただ、よくシリーズものにありがちな、各章毎にいちいち人間関係を説明する面倒くさい手順のないところ、私は好きですが、だからこそ『ミミズクとオリーブ』から読んだ方がより登場人物の個性を楽しむことができると思います。それから、解説は普通の文章で書いて欲しかった、です。 |