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国語力をつける勉強法 |
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国語力をつける勉強法東京書籍 価格(new/used): 1,470 円 / 1,198 円 より 発売日: (2007-08-25) アマゾン売上ランキング: 44201 位 単行本 / 通常24時間以内に発送 [ユーザーによる評価] 平均評価: 4.0 / 総数: 4件 国語力低下に対する警鐘精神科医で勉強法に関する著書が多い和田氏が、国際調査などを引用して日本人の国語力低下に警鐘を鳴らした本。雑学ではなく、もっと本質的な能力についての議論であり、あまり議論されないテーマを扱うことは評価できる。 今漫画も読まない子どもが増えてきていると書かれているが、もし本当なら非常に深刻な問題だと感じた。この「漫画も読まない」というのは、いわゆる活字だけではなく、漫画を読む力すらないということだ。 社会学では親によって伝達される生活習慣や知識、趣味といった(金銭的ではない)文化的要因を資本ととらえ、文化資本と呼んでいる。階層格差は単純な経済的問題だけではなく、文化的にも格差があることを示している。 漫画は、活字とは違い、上流階級や中産階級だけのものではない。それにもかかわらず、漫画にすら触れられない子どもが存在することは、教育程度が高い子どもとそうではない子どもの格差が従来の階層格差で想定されていた以上に広がる恐れがある事を意味する。ゆえに早急に何らかの手を打たなければならない。 和田氏は、問題点を一通り述べた後、正しい日本語能力を皆が身に付けられるように、それぞれの世代向けの学習法を提案する。 少し気になる点が二点。 一点目は、和田氏がインフォーマルな場でもスラングを用いることに批判的だということである。インフォーマルなコミュニケーションの場では、堅苦しくない言語を用いることで、人間関係を円滑にするものだ。娘の友人がフォーマルな言語とインフォーマルな言語を使い分けていた話があったが、それならいいのではないだろうか。 もう一点が、学習法について。検定教科書は、問題の解説がなく、ただ文章があるだけなので、学年を問わず一般的な教材として使えない。和田氏が検定教科書を薦めることには同意できない。また、他にも具体的なお薦め教材やアドバイスがあってもよかったと思う。 和田氏の本はおもしろい和田氏の本は本当に読みやすい。誰にでもわかる方法で文章を書けるという事は彼に国語力があるという事の証明であると思う。 しかし。私個人としては本書の評価は★三つ。タイトルからは実用的内容を期待するが、むしろ内容はエッセイに近い。エッセイとしては★五つをあげたい。 子どもの教育に関してのヒントも結局は「いろいろ吸収する時期なのだから勉強をさせると国語力がつく」という結論に帰着している。例えば「文法を子どもに学ばせるべき」というテーマでは「参考書で勉強するとよい」「受験レベルの問題で練習するとよい」という具体例を示してくれるが、これは、果たして実用的なアドバイスであろうか。(具体的に○○出版の「○○問題集」と例示するなら受験生の参考にもなろうが。)家庭でそういう取り組みを小学生、中学生にさせることが可能であろうか。わが息子には難しい。 しかし、参考資料として付されたPISA調査(読解力の国際的テスト)、全国学力調査の問題抜粋は参考になった。どういうレベルの問題を理解できることを国際的に(あるいは文科省が)求めようとしているのかがよく判る。知的エッセイとしてお勧めの一冊である。 共感できる本久しぶり共感できる和田本に巡り合った感じです。 これまでも学力低下の問題は取り上げた和田本はありましたが、 その原因を国語力の低下からひもといた理論は説得力がありました。 また、紹介されている勉強法の部分のノウハウも、国語というより語学全般、 あるいは様々な意味での応用力を身につけるのに役立つという印象を受けました。 結局、なにをやるにも、やっぱり土台をしっかりつくらないとダメなんですね。 まあ、終盤がややマンネリ気味という印象を受けましたが、 それを除けばなかなかの良書ではないでしょうか。 著者のキャリアが本当に生かされていてよいと思うしばらくぶりに和田氏のいい本であると思った。書くジャンルが広すぎて嫌いになりつつあったが、こういう本は彼のキャリアが本当に生かされていていい。ちょっと見直した。受験での要領のよさ、医学的知識、タレントであることなど、氏の経験や知識を生かした説得力がしっかり出ている。私も国語のテストの点数が、あることに気づいてから急によくなって、現代文では予備校でトップになったこともあるが、そのとき気づいたこととだいたいカブっていて共感した。社会人になってからもその秘訣は確かに大きなメリットになっている。私にとっては、この本はむしろいつまでたってもうまくならない英会話のコツを教えてもらった気がする。子どもに勉強を教えるようになって、自分自身はもうこれ以上勉強はしないと決めていたが、英語の勉強をする気になった。英会話だけは勉強の仕方が間違っていたと気づかされた。国語力の本なのに。 |