シミュレーショニズム (ちくま学芸文庫)

- 筑摩書房 価格 ¥ 1,365
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シミュレーショニズム (ちくま学芸文庫)


筑摩書房

価格(new/used): 1,365 円 / 799 円 より
発売日: (2001-05) アマゾン売上ランキング: 219702 位
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[ユーザーによる評価] 平均評価: 5.0 / 総数: 3件

むしろわかりやすい
ほかのレビュアー氏も触れているが、本書には「シミュレーショニズム 講義篇」が含まれており、この部分を導入として、あるいは必要に応じて参照しつつ読み進めていけば、むしろ理解しやすいといえるだろう。
また、著者の意図するところは非常に明確であり、さらに繰り返し述べられているため、特に必ずしも通読せずとも、必要に応じて拾い読みしていけば、本書のテーマは十分に理解できる。
本書に収録された論考は、90年代のいわゆる「アートシーン」に大きな影響を与えているが、単に当時を振り返るという意味を超え、次の「なにか」を探るという意味においても、機会があれば一読しておきたい本のひとつといえよう。
90年代の出発点
河出文庫などには収録されていない
「シミュレーショニズム 講義篇」
が収められている。
それが、河出以前の明快さを保ちつつ、より具体的にくっきりと浮かび上がらせている。

ハウスミュージックなど、DJ文化をおおいに参考にすることによって

表現とはなにか・「芸術」とはなにかをざっくりと切り込み論じる椹木野衣の最初の代表作が本書のだということは、多くの人に認められた。

現代美術を多角的に分析することで、<編集>の重要性や<制度>の問題を明確にして行く。

また、極めて思想的・学術的であるにもかかわらず、本書のもつ情感は否定できないだろう。つまり、ただの解説書に堕していないのだ。

90年代から考えたい人は本書から出発すればいいと思います。
私は「シミュレーショニズム」から出発できたと、読み返して確認したところです。

たしかになつかしいタームがいっぱいでてくるが
論旨は明快。単純。デリダやドゥルーズよりは全然面白く読める。
「知の欺瞞」のほうがこの本より難しいぐらい。