TOKYO STYLE (ちくま文庫)

都築 響一 - 筑摩書房 価格 ¥ 1,260
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TOKYO STYLE (ちくま文庫)

都築 響一
筑摩書房

価格(new/used): 1,260 円 / 800 円 より
発売日: (2003-03) アマゾン売上ランキング: 47292 位
文庫 / 通常24時間以内に発送
[ユーザーによる評価] 平均評価: 5.0 / 総数: 16件

時を経ても色あせない
この本は今後時代が変わっても、評価され続けていくと思います。
傑作です。
実にリアルな・・
インテリア雑誌のまるでショールームのような作られた部屋なんか有り得ない・・
そんなメッセージはまさに「アート」ですね。
それまで汚いと思っていた自分の部屋がとても綺麗に思えてきました。
自分が良ければそれでいいっていうか、主の主張が感じられる部屋がたくさんです。
ひとが棲む部屋
どこにでもあるようで,どこにも無い,One and Only.
誰も写ってないのに,いや,いないからこそ,
生活の音まで聞こえてくる写真集.

1991年~93年の,バブル絶頂から崩壊期あたりの
東京のなんでもないようで,でも確かに「ひと」が
棲んでいる部屋の写真ばかりが羅列されている.

ラストにある,東京大学周辺の下宿屋みたいな
部屋に住みたいと思って,田舎を出たんだった.
そんなことを思い出して、少し遠い目をしたんだ。

手に取ってから今まで、そしてこれからも
初めて目を通したのは、確か小学生の時か中学生の時だったと思う。
姉がどこかからか借りてきたものを、私は繰り返し手にとった。

気になって仕方がなかったのだと思う。他人の部屋を覗き見ることが。

そして何年かして高校生のときに購入した。決して部屋の模様替えになるような参考になるものはないけれど、そんな雑誌や写真集が不必要だと思えてくるくらい、いつ開いても強烈なもの。

とは言っても、私は単純に10~年前はこんなものが流行ってたのか~とか、この漫画読んだことある~とか、当時一人で暮らしていた人たちは、結婚したのかな、とか、
想像膨らませて楽しんでみてます。

ほんとの生活
引っ越しする際、それまで住んでいた部屋が
あまりに汚かったので、これは何とかせねば、と
いろいろなインテリアの雑誌を見ていた。
「ひとり暮らしのなんとか」、「おしゃれな何とか」、
いろいろあったけれど、どれを見ても「生活」が見えてこなかった。
実際の生活する場所って、もっと雑然としたものではないのかと。

そんな時、この本を見てほっとした。
「部屋と人間の数だけ、生活がある」ことがわかったからだ。
とんでもなく散らかっている部屋、物は少ないけれど
住人がそれで満足している部屋、狭かったり不自由そうな場所でも
きちんと整えられて、使い心地よくしてある部屋、など。

普通に暮らしていて、この本に載っている数ほどの
「他人の生活している部屋」を見ることは、まず不可能だ。
友達100人の部屋を全部回りきってもまだ足りない。

住人に関する必要最低限の情報と、部屋の写真の数々。
それだけが、出版されて10年(文庫になってから5年以上)たった今も、
人をひきつける。
それはたぶん、そこに「ほんとの生活」が見えるからだろう。

あまりにも本が分厚くて、見ているうちに分解して
しまうので、星一つマイナス、とした。内容には関係ない。



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