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超芸術トマソン (ちくま文庫)
赤瀬川 原平
筑摩書房
価格(new/used):
945 円 /
250 円 より
発売日:
(1987-12)
アマゾン売上ランキング:
55916 位 文庫 / 通常24時間以内に発送
[ユーザーによる評価] 平均評価: 5.0
/ 総数: 11件
ヒルズの歴史が垣間見れます
アークヒルズの建設用地買収時期の話や、そのころの写真も掲載され
東京都心在住の人は必読です。トマソン探しだけでなく、様々なエピソードから
住宅や地域は金銭的な価値ではかられるだけでなく、「人が存在する所」だという
当たり前のことを再認識せてくれました。読んでよかったです。
人の生きるところにトマソンあり、でしょうか。
面白さでも読む価値あります。
一度味わったらやめられない、それが赤瀬川原平の世界
数年前には「老人力」という本が大ベストセラーになった赤瀬川原平だが、その原点はこの「トマソン」を中心とした路上観察の世界だ。
かつてせっかく日本に呼ばれてきたものの、実力を十分に発揮出来なかった巨人の「トマソン」選手の名から命名したのは言い得て妙といったところか…。しかし、この彼(赤瀬川原平)の独特の世界というのは何と言ってよいのか、一度味わったらやめられないものがある。かく言う愚生も彼の世界観にハマッてからは、名古屋にまで「赤瀬川原平展」を見に行ってしまった。
多分同じような知的好奇心をお持ちの方はこのようにハマッてしまうだろう。
やはり「トマソン」がおもしろいのだ
この本の元になった赤瀬川原平の連載が白夜書房のウィークエンドスーパー、写真時代
で発表されてから24年ほどになるのだろうか。一時のブームにすぎないと思われた本書がこ
れほどのロングセラーになって刷数を重ねていると誰に想像できただろう。
このロングセラーを上回るのはいまや翻訳では聖書、日本文学では夏目漱石のみである(嘘)。
トマソン観測は路上観察に発展解消したようなアナウンスが出版元から成されている。
ほんとうにそうだろうか。
無名な人達が発見のおもしろさに突き動かされて、ある者は煙突に登りある者は休暇を
とって街を歩き回った。美しいだけで全く役に立たないものの為に。
そんな有り様が赤瀬川の筆を動かし、独特な(異様と言ってもいい)ダイナミズムがあふ
れた本になっている。
トマソンとは決して有名な先生達が頭でひねくり出した観念的な思いつき、しゃれた物の
見方ではなかったことが20数年を過ぎた今本書によってわかるのである。
芸術ってなんだろう
この本を読んで面白い!と感じたのは、私の頭の中に「第三の目」がぴょこっと出てきたような衝撃があったことだ。
実用化されている物件たちのはずが、全く意味を成さない、はっきり言って無駄、しかし丁寧に保存がされている。三振バッター・トマソン選手のように空振りし続ける物件たち。
それを超芸術だと赤瀬川さんはおっしゃっておりますが、では、そうすると芸術ってなんだろうと考えてしまう。この本を読んでから、芸術なんてやる必要があるのかなぁとよく考えます。
芸術ってなんだろう
この本を読んで面白い!と感じたのは、私の頭の中に「第三の目」がぴょこっと出てきたような衝撃があったことだ。
実用化されている物件たちのはずが、全く意味を成さない、はっきり言って無駄、しかし丁寧に保存がされている。三振バッター・トマソン選手のように空振りし続ける物件たち。
それを超芸術だと赤瀬川さんはおっしゃっておりますが、では、そうすると芸術ってなんだろうと考えてしまう。この本を読んでから、芸術なんてやる必要があるのかなぁとよく考えます。
でもこの紙一重なあほらしさ、それを真剣に、科学的に?証明している赤瀬川さんを尊敬してしまう。
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