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孤独と不安のレッスン |
| - 大和書房 価格 ¥ 1,470 | |
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孤独と不安のレッスン大和書房 価格(new/used): 1,470 円 / 646 円 より 発売日: (2006-06-10) アマゾン売上ランキング: 51291 位 単行本 / 通常24時間以内に発送 [ユーザーによる評価] 平均評価: 4.5 / 総数: 9件 ひとり時間を上手に過ごしたいさるきち。著者は演劇界でお馴染みの鴻上尚史氏。 彼が先ず主張するのは、 孤独には「偽モノの孤独」と「本モノの孤独」がある というコト。 独りでいるのがさみしくて携帯メールしちゃったり、 だらだら長電話しちゃったり、 ネットサーフィン… これって、「独りは惨めだ」という 誤った公然たる思い込みによって 偽モノの孤独にココロやられている状態であるといいます。 一方で、本モノの孤独とは 自分との対話の時間である、と著者。 ひとり旅に出て都会の喧噪を離れ 独りぼーっとするのも結構。 自宅だっていい。カフェの雑踏の中だっていいんですが、 どちらかといえば、静かな環境の方が好ましいようです。 自分に集中し、自分は本当は何がしたいのか、 独りになって瞑想する時間なのです。 メル友だって、家族だって、みのもんただって、 アナタのコトを考えてはくれないのです。 本当にやりたいコトは自分に聞くしかないのです。 次に、鴻上氏は「後ろ向きの不安」と 「前向きの不安」について語っています。 前者は自分を振り回す不安であって、 後者はエネルギーを与えてくれる不安であるといいます。 本書には鴻上氏の実話が綴られていて それも面白いのですが、 二つの不安の違いを表現したエピソード。 ある時、うーんうーんと鴻上氏が 部室で考え込んでいたんですって。 そこに先輩が登場、どうしたのか聞かれ 「劇団を立ち上げてうまくいくかどうか、考えているんですよ」 と応えました。 ところが先輩は 「それは『考える』じゃなくて『悩んでいる』だろう」と。 うまくいくかどうか悩んでも、ただ時間が過ぎるだけ。 一方で「考える」というのは 劇団を立ち上げた後で、 運営法や劇の上演計画などについて 考えを巡らせることであって、 結果何かが残るというのですね。 それが「後ろ向きの不安」と 「前向きの不安」の違いであるのでしょう。 この本では、 こうした孤独と不安について解説がなされた後、 それらとどううまくつきあっていけばいいか ヒントが多く紹介されています。 不安になったら誰かに何かをあげる、とかね。 落ち込むコトや不安なコトがあったら 独り部屋に閉じこもりアルコールで自分を慰める なーんてヒトはいませんか? それってね、 余計落ち込みや不安にフォーカスしてしまい さらにドツボにはまっていくコトになるのです。 鴻上氏の知人では、 落ち込んだ時こそ、 友人に料理を振る舞うとい方がいるそうです。 そうするとね、いつの間にか 不安が消えているんですって。 ヒトに何かを与えているようで 実は、“何か”をもらっているのです。 そしてそれは、もらおうと思っていては もらえないモノなのね。 また、「他人」と「他者」の違いや 人間関係の距離感を覚えるコト、 「今ある自分」と「ありたい自分」の関係の作り方、などなど。 どれも短編にまとめられていて、 まさにレッスンを受けている感じ。 人間は「孤独と不安」から逃れることはできない。 生きている限り「孤独と不安」は終わらない。 しかし、 「孤独と不安」を生きることでしか手に入らないものがある。 それは面白いことでもある。 その言葉にはなんだか勇気づけられます。 独りの時間を本モノにできるかどうか。 それはさるきち次第。。 孤独の意味を考えさせられる現在うつ病と闘っている者です。 本屋でなんとなく手にとり購入しました。 わたしは普段は特に孤独感を感じることはありませんが時折発作的に自殺願望が芽生えることがあります。が、愛する妻や子もおりますので孤独を感じることはほぼ皆無なのです。でもなんとなくこの本に惹かれました。(まあ、不安は日常的に存在しますが…) 一般に孤独というと「周りに友人がいなくて孤独だ」という状況を思い浮かべますが、この本では「一人でいることはミジメなことだ」という思い込みを「ニセモノの孤独」としており、「本当の孤独=自分との対話」の重要性を説いています。 読みやすいのですがかなり哲学的な内容で、考えさせられる本でした。 特に最後のページの最後の文章が印象的です。 ------------------------------------ これでこの本はおしまいです。 あなたが「本物の孤独」と「前向きの不安」を友として、どうか、生きていけますように。 「本物の孤独」が深く、「前向きの不安」が強ければ強いほど、素敵に生きていけますように。 そして、死なないように。 ------------------------------------ 著者のこの文章を読んでピンと来るものがあれば是非読んでみてください。 シンプルだけど奥深い体の力の抜き方から心のもちようまで、具体的にアドバイスしてくれていて、助かりました。難しいことはひとつもないから何度でもためしてみようと思います。 その通り著者は私が普段思っていることを代弁してくれてます。大人だけでなく学生の方にも読んでもらいたいです。一人でいる事の素晴らしさをたくさんの人に知ってもらいたいです。 孤独に苦しんでいる人へ孤独は確かに寂しいし、苦しいです。 でも、それをくぐりぬけて初めてわかることもあります。 今自分は苦しんでいると思っている人は、読む価値があると思います。 ああ、ホントだったと実感するには しばらく時間がかかると思いますが。 |