クリティカルチェーン―なぜ、プロジェクト...

- ダイヤモンド社 価格 ¥ 1,680
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クリティカルチェーン―なぜ、プロジェクトは予定どおりに進まないのか?


ダイヤモンド社

価格(new/used): 1,680 円 / 442 円 より
発売日: (2003-10-31) アマゾン売上ランキング: 4473 位
単行本(ソフトカバー) / 通常24時間以内に発送
[ユーザーによる評価] 平均評価: 4.5 / 総数: 48件

小説形式だが、十分に現実的。逆に実務経験が無い人には理解が難しいほど。
小説形式で、プロジェクトがなぜ締め切りどおりに進まないのか、対処はどうしたらいいのかを教えてくれる良書。TOCに興味がある人にはお勧めの本。
MBAの授業形式をとっているので、MBAを持たない僕にもMBAの授業ってこういう風に進むのかぁ(また、逆に進まないのか)という参考になった。
仕事をしている人、プロジェクトをかかえていう人はぜひ読んでみて欲しい。
反対に、学生とかプロジェクトをかかえたことの無い人には、実体験や問題意識が少ないだろうから、この本の本質的な理解が難しいのではないだろうかと感じた。
理論だけでなく、十分に現実を踏まえているところが共感を呼びます
ゴールドラット博士の本は、これが始めてです。
小説形式なのは、とっつくやすく読み進めやすいという利点がありますが、
ストーリー展開とか、いわゆる小説を期待してはいけませんね。
あくまでも、プロジェクト管理へのTOC理論の応用を具体的に展開する
ツールという風にわりきっていいと思います。
さて、製造業に限らず、業務プロセス、プロジェクトプロセス管理は、
予算超過、スケジュール超過という2大問題は避けて通れない宿命の感が
あります。現実には、KKDで乗り切るということが多いのではないでしょうか。
それは、誰にとっても本意ではありません。

本書を読むと、なぜそういった問題が発生するか、が理論的に説明される
場面が登場しますが、かなりスリリングな場面でもあります。
結局、PERTやガントチャート、クリティカルパスなど管理手法やツール
があって、きっちりと進捗管理しているようでも、特に人間系プロジェクト
は理屈だけではうまくいかない。
そんな現実に即して、ボトルネック発見と制約理論適用を説き、プロセス
チェーン、クリティカルチェーンを唱える本書は、知的興奮を覚えると
同時に、実際のプロジェクト計画運営にも適用可能と思える、すぐれた啓発
の書と言えると思います。

ちょっとお話がだれることと、途中が小説「ではない」ところが読みにくく、
気になったので、★3つにしました。
人間心理をふまえたプロジェクト管理
本書で提案されている手法「クリティカルチェーン」の面白いところは、人間心理の特性を重視している点です。本書は「確かに!」と共感しながら読めました。

私もソフトウェア開発にかかわっているひとりですが、経験的にも工数見積もりは不確定要素を見込んで多めに見積もられることが多いと思います。なのに、なぜプロジェクトは遅れるのか?
そこで登場するのが人間の心理。締め切りぎりぎりにならないとなかなかやる気にならない学生症候群。そのため、遅れは蓄積すれど、余裕量はたまらない。。結局最初にみつもった余裕工数(セーフティ)はスケジュールを伸ばす要因にしかならない。極論ではありますが、的を得ている分も多分にあると思います。
本書では、解決策として「マイルストーンをなくして〜」と話が続きます。そこまでするかどうかは別にして、本書に書かれたような人間心理が存在することは間違いないかと思います。

ソフトウェア開発に限らず、なぜプロジェクトがスケジュール通り進まないのかと悩んでいる方におすすめです。
PM必読
ゴールドラット氏考案のTOCをプロジェクトマネージメントに
応用した理論が展開されている。

現状、様々なプロジェクトにて製造業とのマッピングが
唱えられているが、その先駆けともいうべき理論。

事象は具体的であるが、あくまで机上の理論ではある。
この応用された理論を、自分で消化しさらに応用しなくてはならない。
成功すれば、すばらしい実績となるのであろう。

プロジェクトで苦労している人に共感と光明をもたらす本
本書はプロジェクトに関わる者が持つ悩みに、実用的な解を与えるクリティカルチェーンプロジェクトマネジメント(CCPM)の啓蒙書である。CCPMは、PMにTOC理論を適用した手法であるが、この本が出た2003年10月頃はまだまだ知られていなかったが、最近では本書の日本語訳の解説を書かれている津曲氏のコンサル会社(エリヤフ・ゴールドラット・インスティチュート認定)の指導により幾つかの会社で導入実績がある。

物語はエグゼクティブ向のMBAコースでプロジェクトマネジメントの教鞭を採るリックが、TOCの理論を実際のプロジェクトに適用することで、CCPMを確立していく過程をドラマティックに描いている。このMBAコースにTOCを浸透させたキーマンは製造論担当のジョニー(ゴール2でアレックスがCEOになったユニコ社で一年間TOCを学ぶ)であるが、その陰には、ユニコ社で副社長を務めるドン(アレックスの懐刀)の目論み(社内でTOCを教えるのではなく、学生にTOCを教えてくれる大学を育成すること)があった。

本書では、大学が真に社会に役立つ教育を提供しているのか?という問いかけもあり、とてもアメリカらしい状況設定になっている。また、アメリカにはプロジェクトマネジメント学会もあり、実務的な手法の開発に対する科学的なアプローチがなされている。日本ではこのような実務能力の向上を大学教育に取り入れているところはまだまだ少ない(千葉工業大学 社会システム科学部 プロジェクトマネジメント学科など)。本書を読んでCCPMの手法をきちんと理解したいと思う人は、CCPMに関する良書も幾つか出てきているので、それらの本を読まれることをお勧めする。