制度論の構図 (創文社現代自由学芸叢書)

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制度論の構図 (創文社現代自由学芸叢書)


創文社

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あなたの制度論がかわる
「数理社会学」といういかにも理系的な方法論で武装した著者による、しかも王道的な社会学(パーソンズやシュッツ)を徹底的に再検討した、そして著者独自、としか形容しようの無い「答え」もちゃんと提示している画期的な制度論。

著者は制度を「行動パータン」とみなす誤った見解を退け、むしろ「制度」とは個々人の思念においてのみ存在する理念的な実在、意味の体系であるとする。という主張をするのと関連して、著者は「秩序」や「規範」といった社会科学で頻繁に使用されつつも実はその内実はよく吟味されていない概念の理論的な考察に踏み込んでいく。その論証過程における華麗な論理展開はまさに数学的だ。ただし文章は退屈だが。
世の中には「これを読んだか否かで言葉の用い方や言葉に対する態度が変わってくる」というパワーのある書物や論文が、たまに存在する。少なくとも「制度」については、まずもってこの本がそれにあたる。

制度ってどうやって分析したら良いの?
制度についていかに分析をしていくかが主題だと思います。
いろいろな分野の先行研究のレビューがとても上手くまとまっていて、
分かりやすいです。
制度とは客観的なものではなく、
主観に根拠をおいた理念的な実在物であると述べられています。
後半ちょっとむずかしめですけれども、
真剣に制度というものについて考える人は必読でしょう。