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聖母マリア (「知の再発見」双書) |
| Sylvie Barnay - 創元社 価格 ¥ 1,575 | |
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聖母マリア (「知の再発見」双書)Sylvie Barnay 創元社 価格(new/used): 1,575 円 / 999 円 より 発売日: (2001-04) アマゾン売上ランキング: 305168 位 単行本 / 通常24時間以内に発送 [ユーザーによる評価] 平均評価: 4.5 / 総数: 3件 聖母マリア美術の図版集としても秀逸マリア信仰の変遷についてまとめた本。ヨーロッパ、特に南欧に行くと角々にマリア像が飾ってあるなど、マリア信仰が盛んである。これが不思議で手に取ってみた。 なんとなく分かったのが、一般民衆のキリスト教というのは聖書の記述とあんまり関係ないということだ。まあ、あんなものキリスト教ではないのよね。それで、わが国の大師信仰なんかとも似ている。奇跡物語や、病気に効く話が中心になっているのも、民衆が考える信仰なんて、どこでも同じだと強く感じさせてくれる。 このシリーズは図版が多く、『ムハンマドの生涯』の時は煩わしかったが、本書では各時代の代表的な画家によるマリア像がまとめてあって、キリスト教美術史を概観する上でもなかなか良かった。 カラーページが多くて見やすいです聖母マリアの名前は広く知られている。しかし、イマイチはっきりと分からない聖母マリアについて、分かりやすく紹介している本である。 カトリック、東方教会、プロテスタントのマリアに対する解釈の違い、人々がマリアに何を求めてきたのかという歴史が分かる。キリスト教2千年の歴史を本書で語りきるのはムリだが、イエスを産んだ母親についての様々な解釈の仕方から、人間を超えたものに対する人々の想いが感じられる。 聖母マリアのすべてが分かる!巻末の資料を除いて本文が全てオールカラーなので、ビジュアル的に非常に美しく、読んで(見て)いて実に楽しい本です。大きさもコンパクトでちょうど良い感じです。 聖母信仰の成り立ちから、現代のいわゆる御出現までの歴史的過程を詳しく述べていて、これを一通り読むとすっかり”聖母マリア通”になったような思いがします。 ひとつだけ注文を付けるなら、カトリックで知られている「~の聖母」というように名の付いているさまざまマリア様の像や図柄の紹介があったなら、なお良かったと思います。 |