妻は多重人格者

- 創美社 価格 ¥ 1,680
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妻は多重人格者


創美社

価格(new/used): 1,680 円 / 336 円 より
発売日: (2004-10) アマゾン売上ランキング: 296328 位
単行本 / 通常24時間以内に発送
[ユーザーによる評価] 平均評価: 4.5 / 総数: 3件

生きることの意味と愛
リアルで壮絶。
人間が生き抜こうとする力の深さを味わいました。
愛とは、壮絶なものだと思い知ります。
とてもよい本でした。
ぜひ映画化してほしい
 突然始まったヤミ金業者との闘いは、まさに地獄絵です。実際、本書をヤミ金対策のハウツー本として読むこともできるかもしれません。が、もっと印象的だったのは、妻純子の壮絶な生い立ちと多重人格の治療過程でした。5歳で両親の刃傷沙汰を目撃し、親と別れるはめになり、餓死寸前で孤児院に送られ、虐待やいじめを受け……。そんな悲惨な体験から多重人格になるわけですが、あるとき授かった不思議な能力が、純子という主人格の成長を助けることになります。また、これまで敵対していた交代人格とも和解に達します。この変化が非常にすがすがしいのです。
 最後に、離婚も自殺もせずに逆境を生き抜いた著者に敬意を表したいと思います。
ノンフィクションの迫力満点
誰でも知っている健康グッズの話からいつの間にか多重債務者として追われ、夜逃げ、心中まで考えた夫婦にとって、精神科医の元で明らかとなった真実は「妻は多重人格者」という現実。
凶暴な人格、狡猾な人格、温和な人格…個々の人格は悲しく、せつなく、自らの存在意義を問いかけてくる。次第に“妻”の一部であるという実感が湧いてくるのが不思議だが筆の力か。
別人格も全て“妻”であることを認めた上で、別人格との対峙と和解によって最終的には平穏な生活を取り戻す。
多重人格障害は海外の著書で有名となり日本でも症例が報告されているが、実話の迫力がグイグイと読み手の心に迫ってくる。