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どっちにしても俺のもの (新書館ディアプラス文庫 187)
久我 有加
新書館
価格(new/used):
588 円 /
300 円 より
発売日:
(2008-05-10)
アマゾン売上ランキング:
3158 位 文庫 / 通常4~5日以内に発送
[ユーザーによる評価] 平均評価: 5.0
/ 総数: 1件
強い男が傷つかないとは限らない
中高生と打ち込んだ陸上競技をある理由でやめた保英は、心機一転、関西の大学に進学する。しかしコトバやノリの違いについていけず、周囲になかなか馴染めない。 そんな保英に「俺、ヤスが好きや〜」となついてくる同級生の瀬良。彼は顔よしスタイルよし、関西人には必須条件のしゃべりも上手い、実家は金持ち。 瀬良に振り回されているうちに、保英は彼のミョーな色気に戸惑いを感じ始め…。
前半はそんな感じで、保英のコトバも態度も硬くて、瀬良への気持ちにもうろたえるばかり。やっとカラダの関係を持っても、イニシアチブは受けの瀬良が完全に掌握。
これが、後半になると劇的にかわります。陸上にまつわる保英の心の傷、恋人のちょっとした嘘や隠し事に過敏な瀬良の心の傷。それらが、瀬良の元彼出現によって徐々にわかっていく過程に夢中になりました。 元彼も出番が少ない割りには、屈折した心情が上手く書き込まれていて良かったし。
書き下ろしのショートがまた鼻血モンに良かったです。 まさかヤスがこんなええ男になるとは思わんかったわ。(笑)
夏目イサクさんの巻末おまけマンガもあり、のお得な一冊でした。
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