亡国マンション The Truth of...

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亡国マンション The Truth of Defective Condominiums (光文社ペーパーバックス)


光文社

価格(new/used): -- 円 / 62 円 より
発売日: (2006-01-24) アマゾン売上ランキング: 110457 位
単行本(ソフトカバー) / 在庫切れ
[ユーザーによる評価] 平均評価: 4.5 / 総数: 7件

ウサギ小屋・・・
生きるうえで必要不可欠な「衣食住」。
そのひとつである「住」を手に入れるために、
高額なローンを組んで必死で働いて、それでやっと「ウサギ小屋」。

よく考えたら、これって変。
「全ての国民は健康で文化的な最低限度の生活を営む権利を有する」って
その『最低限度』のレベルが低すぎやしないか?
この「ウサギ小屋」が贅沢だとでも言うのか?

一戸建てもマンションもウナギの寝床ばかりで、
賃貸ならともかく生涯賃金の大半をつぎこんで、どうしてこんな住宅しか買えないのか。

戦後、とにかく住む場所が必要だった時代はとっくに終わったのに
いまだに低品質の住宅ばかりが作られている。
目に見えるソフト面ばかり進化して、目に見えない建築構造などのハード面はダメダメなまま。
売る方も買う方も悪いけど、そういう政策をとってきた国はもっと悪い。

愚痴ばかりになるが、この本を読んで住宅を買おうという気にはなれない。
とはいえ、住宅政策が大転換を迎えるのはもっと先の話だろうし、
住宅が欲しい人はどうすればよいのか。

正直、今、住宅を買おうとしている人は読まない方がいいかもしれない。
土地本位制の問題点を指摘した良書
日本では戦後数十年間に様々な(真実でない)常識を真実として受け入れてきたきらいがある。
「サラリーマンになってできるだけ早く住宅ローンを組む」「日本は狭く人口が多いので土地が高い」
などなど。。。しかしそれらがまやかしであり土地本位制という幻想が日本の住宅のレベルを
貧弱にしてしまったことだ。それだけでなく、バブルを引き起こし破裂させてしまった。その後遺症は
計り知れず。その罪はあまりにも大きい。

この本で著者が述べていたことを私も声を大にして言いたい。
「この土地は収益還元法によると利益を全く生み出さないので土地の値段はタダです。王様は裸であります!」と・・・

これからマンションを購入しようと考えている人にはぜひ読んでほしい。
良書。
全体としてはそれほど目新しいことが書いてあるわけではないが、今の日本でマンションを買うということのリスクを改めて考えさせてくれる。
姉歯元建築士の偽造は確信的になされたものではないかという指摘が興味深い。
マンションの住い方を考えるための必須の本
正直、一気に読み終えて感動している。

本書の主張には、外断熱、スケルトン/インフィル方式など、これまで自分が興味を持って進めて来たこととかなり重なる部分があった。先日実験棟におじゃました大分の研究所さんなどは泣いて喜ばれるのではないだろうか?建築にかかわるものとして、ここで提示されているマンションの考え方は、ひとつの未来像を描き出している。

また、マンション所有の「管理法人化」という考え方も、ふりかえってみれば「明日の田園都市」、レッチワースで十分に実現された形態であったわけだ。税金うんぬんという議論には、正直賛否両論あるかと思われるが、「つくば方式」に代表されるような「利用権」を前提とするマンション建設方式は、マンションクレームのほとんどがごく表面的な仕上げの問題であることとあいあまって、今後のマンション建設の一つの潮流になるのではないだろうか?

建設業界を絶望が支配するこの時期、今後の福音ともなりうる名著であると信じる。業界のまわりの人間に配りたい。
亡国マンション
構造設計の偽装問題からわが国のマンション、ひいては都市計画について言及している。
多くのマンションは給排水管が通るパイプスペースが専有部分の中に入っていて、築後30年以内には必要なこの交換工事が簡単にできない。最悪の場合には建物自体を建て替えたほうが安上がり。ということから万章は30年しか持たない、すなわちローンが終われば建物もなくなってしまう、と主張している。
これからマンションを購入しようと考えているものにとっては一読しておくべき書である。