危ない恋愛 (知恵の森文庫)

- 光文社 価格 ¥ 540
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危ない恋愛 (知恵の森文庫)


光文社

価格(new/used): 540 円 / 130 円 より
発売日: (2005-10-06) アマゾン売上ランキング: 10589 位
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[ユーザーによる評価] 平均評価: 5.0 / 総数: 4件

外見と中身が全然違う!
外面はまるで恋愛のハウツー本かなんかみたいなのだが、中で語られていることはえらく深く、時に哲学的とさえいえる…、まずはそのギャップにびっくり!(…これは戦略なのかしら?)従って平易な言葉で語られていても、抽象的でわかりにくい所が度々あった。(その場にいたら、すぐに質問している所なのに…、とはがゆく感じたりした。)
そして、親切そうでいて時には辛らつとさえ言えるような発言は本質を突いていて、何度も「ウッ」となってしまった。けっこうハードな本です。私自身はもう恋愛期はとうに過ぎた年齢なのだが、恋愛期真っ只中にいる人にとっては、ハウツー本としても役にたつばかりでなく、そうでない人にも恋愛に留まらず生き方全部にわたるハウツー本、自分を見つめ直すハウツー本として役にたつこと間違いなし!
基底欠損が招く危ない恋愛
この本は、女子大生や20代の女性のために書かれたものである。主に次のような内容で構成されている。
●過剰適応な人の恋愛(自己評価の低さが原因)
●恋愛依存(共依存のせい)
●集中欲求が影響する「遊ばれ」体質(人の注目を浴びたいという人が、精神的な支柱をもとめたときに必ず相手を性的に誘惑してしまう)
●DV男の正体(DV男の根源はマザコン)
●エクスタシーを迎えたくない症候群(他人が怖い、他人に心を許せないが故に、自己コントロールの効かない状態になるのが怖い)
●恋愛のほどよい距離感を考える(自分自身をバージョンアップすること)

こうした「危ない恋愛」の共通の原因として、著者は『基底欠損』を挙げる。
基底欠損とは、基本的信頼感・・・地面の自分が立ってる地面の感覚が不安定である、
無意識の信頼感の「感」がない人ということであるらしい。

この基底欠損という言葉はおそらく著者が独自に作った言葉であると思うが、
今の若者だけではなく、40代、50代の人もその「信頼感」が得られないために
苦痛に満ちた人生を歩いて行かざるを得ない人も多くいるのが現実だ。

著者は、そういうものを補填するためには、従来の原因と結果、
(例えば「親がコミニュケーション下手だったから、自分もそうなった」)
といった二元論を超えなければいけない、
意識と無意識の端境のところのゆらぎに立つとき、本当の恋愛の姿が
ふっと姿を現すかもしれない、という。

小生は若者でもなく、女性でもないが、ページをめくるたびに「ああ、これは私のことだ」「なるほど、彼女の問題の根っこはここにあるのか」といった具合に合点がいり、楽しめた。

ただ、「自分の病理」を知り、本当の自分の姿が現出するためには、相当努力と周囲の協力が
必要になるだろう。あまり、簡単なことではない。

恋愛について、自分について、見つめ直してみたい若い女性にはよい本だと思う。
応用ききます。
タイトルは恋愛とありますが、夫婦はもちろん、他の人間関係にも
参考になることが、たくさんありました。
私がいちばん、すっきりしたのは、なんと親友との関係でした、
最近ぎくしゃくしてきたのは、こういうことだったのか。
ショックではありましたが、これからの距離の持ち方とかを
建設的に考えていける気がしました。
他にも、親子、兄弟、いろいろと応用して考えられてとても役立つ
一冊だと思います。
恋愛以外にも目からウロコ
いつも同じような人を好きになって、失敗してしまう人。同じような人に好かれて、痛いめに遭ってしまう人。
それは自分が、無意識に呼び寄せていることなんだな、ってことを解らせてくれる一冊です。
でも恋愛って人間関係の一つの形で、恋愛で失敗している人は、その他の人間関係でも同じような失敗を繰り返しているはず。
恋愛以外にも思い当たることがたくさんあって、目からウロコ何枚も落ちました。
難しい言葉は何も出てきませんし、インタビュー形式なので読みやすいです。
先ずは、自分の失敗傾向を自覚すること。それが出来なければ対策も講じることが出来るのではないでしょうか。
自分がどういう思考パターンに陥っているか。他人との距離感、関わり方を考えさせられる一冊だと思います。