江戸川乱歩全集 第15巻 三角館の恐怖 ...

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江戸川乱歩全集 第15巻 三角館の恐怖 (光文社文庫)


光文社

価格(new/used): 1,000 円 / 295 円 より
発売日: (2004-02-10) アマゾン売上ランキング: 84767 位
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[ユーザーによる評価] 平均評価: 4.5 / 総数: 4件

敬意と郷愁
乱歩ファンにとっては、戦後初の作品である「青銅の魔人」が読めるだけでも嬉しい。
少年時代に夢中になって読んだ「青銅の魔人」
大人になって読むと、そのあまりに陳腐なトリックに愕然とする箇所も多々あったが、それも含めて乱歩の魅力だ。
トリックが陳腐だろうが、論理が破綻していようが、乱歩なら全てが愛おしい。
漫画やゲームはもちろん、食料さえ満足にない時代、少年達に正義と勇気の物語をプレゼントし続けた功績はあまりにも偉大だ。
その一点だけでも乱歩に対して敬意の念を覚える。
昭和の少年達は、この物語を読んで育った。
内容を語る以前に功績だけでも文句なしに☆5個の評価。

翻案物である「三角館の恐怖」は乱歩の作品の中でも屈指の名作。
奇妙な形の西洋館を舞台に、「少しでも長生きした方に全財産を譲る」という奇妙な遺言を巡っての殺人事件を扱った本格推理物。
三角館という限定された舞台での攻防は手に汗握る緊迫感がある。

戦後初の短編である「断崖」が収録されているのも資料的価値が高い。

乱歩ファンなら押さえておくべき本である。
恐怖のエレベータ
完全密室のエレベータ内でおきる殺人事件としては
白眉の出来として知られる長編三角館の恐怖。

乱歩がテーマとして好み類別トリック集成でも取り上げていた
プロバビリティの犯罪「断崖」

そして、少年探偵団物とバラエティに富んだ作品群が
この小説に収められています
子供向けの作品多し
勿論子供向けの作品にも良さはありますが、以前購入した
「目羅博士の犯罪」の巻に比べるとかなり物足りない気持ちもありました。
ひらがなだらけの少年探偵団シリーズ2作に、大人向け短編と
長編が一作ずつです。値段に対する量が何故かかなり少なく感じます。
目玉は「青銅の魔人」と「虎の牙」
「三角館の恐怖」は他の文庫でも入手可能だが、少年探偵団シリーズの「青銅の魔人」と「虎の牙」が目玉。(「断崖」という佳篇も収録)
特に「虎の牙」は「人間豹」のモチーフも入っているので乱歩ファンには逃せ
ない。