木枯し紋次郎 (1) (光文社文庫)

- 光文社 価格
home書籍CDDVDゲームソフトウェア家電キッチンおもちゃ・趣味
木枯し紋次郎 (1) (光文社文庫)


光文社

価格(new/used): -- 円 / 1 円 より
発売日: (1997-01) アマゾン売上ランキング: 190076 位
文庫 / 在庫切れ
[ユーザーによる評価] 平均評価: 5.0 / 総数: 2件

あっしにはかかわりのねえことで・・・・。
記念すべき木枯らし紋次郎第一話「赦免花は散った」だが残念ながら
TVドラマ未発表作で映画化はされているが菅原文太氏が主役で
中村敦夫氏のイメージが強い私としては一寸残念な気がする。
さてストーリーだが、幼馴染の兄貴分に騙され絶海の孤島三宅島に
流されるのだが、流人仲間と共謀して脱出し自分を騙した兄貴分を
探し出し復讐するという内容だ。
南海の楽園とはほど遠く、近年起こった島民全員島外避難のニュースを
見てもそうだが火山の爆発による溶岩の流出と毒ガス。
受刑者への銃殺刑が青く晴れ渡った空の下、9月なのに真夏の様な暑さ
が非情とも思えるようなムードの中でボロボロの衣装を着た流人達
の見守る中おこなわれ、読み手のほうも汗がにじんでくるようだった。
三宅島の噴火が起き、島民たちの大混乱に乗じて紋次郎と流人グループ
が脱出に成功した場面は映画「パピヨン」とアレクサンドル・デュマの
「モンテクリスト伯」を連想させた。
お花・源太の島抜け船上のまぬけな行動には笑ってしまった、流人同士の
結束の無さが一層紋次郎の孤高さを強調する様に思えた・・・。
傑作時代小説!
前ですが、小説の『木枯し紋次郎』に
ハマッていました。
そのきっかけが、この第一巻『赦免花は散った』でした。
偶然、本屋で目にして興味本位で購入。
テレビシリーズの存在は知ってはいましたが、放送自体は
見たことがなく、「あぁ、あの時代劇の本だ・・・。」くらいの印象。
それが読んでみると、これが面白いのなんの!。

あっという間に読み終わってしまいました。
一話完結の物語ですが、個々の話ごとに見事な展開、あっと驚く
結末が用意されていて、まったく飽きる事がありません!。
特に、『湯煙に月は砕けた』が面白い。
無法者たちが占拠した、温泉宿での一夜。そこで繰り広げられる
密室劇は、緊張感ただよう展開が、最初から最後まで途切れる事無く、サスペンスとしても楽しめる一編。
さらに、テレビでは描かれることが無かった真の第一話、表題作
『赦免花は散った』もファン必見!。
テレビシリーズを見た事がある人も、無い人も楽しめる傑作小説です。