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| - 光文社 価格 ¥ 935 | |
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ネオリベラリズムの精神分析―なぜ伝統や文化が求められるのか (光文社新書)光文社 価格(new/used): 935 円 / 660 円 より 発売日: (2007-08) アマゾン売上ランキング: 139935 位 新書 / 通常24時間以内に発送 [ユーザーによる評価] 平均評価: 3.5 / 総数: 7件 難易度の高い入門書「ラカン派社会学」を提唱する著者の、現代社会学・現代思想の入門書。理論のマクロな枠組みを社会学から借りて、ミクロの部分を精神分析理論で接ぎ木しているという印象。 流行の理論が矢継ぎ早に紹介されている。今、何が論じられていて、問題とされているのかを、大まかにでも捉えてみたい人には一読の価値があるだろう(著者の措いている諸前提に賛同できるかどうかは別として)。『ラカン派社会学入門』でも感じたが、著者は議論の交通整理に長けている。この本を読めば理論には詳しくなれるが、そこから何を読み取り、どう使うかは、読者の問題となるだろう。 ただ、全般的に文章が学術チックであり、少々小難しく書いてあるので注意したほうが良い。ギデンズの「再帰性」などの議論に全く触れたことがなければ、すらすらと読みこなすのは難しいだろう。これなら、ギデンズを直接読んだほうがわかりやすいのではないか、と思うほどである。ただ、重要な概念なので、理解しておいて損はない。 題がよくない。『現代思想とポストモダン社会』でよいはやりを意識して、「ネオリベラリズム」ということばを入れなくてはならなくなったようで、ちょっと気の毒です。 全体として、現代思想を幅広くそして手際よくまとめながら、ポストモダン社会、近代成熟社会を論じています。いいブックガイドになります。 難点は、著者も認めているように、著者が理論、整理に終始し、具体的な処方箋をまったく書けなかった点です。 良心的な分析最近はやりの格差社会モノと思って手に取ると 期待した内容ではないのかもしれない。 哲学史・思想史の最低限の知識がないと 読みこなすのはなかなか困難である。 後半から具体例が出て面白くはなってくるが トーンは淡々としており、センセーショナルなものを 求めている人も飽きてしまうだろう。 しかしながら、大げさな特殊例や感情論で構成される 昨今の言説と比較すれば、良心的な分析を行っている。 著者も書いている通り、スペースの問題により 具体的な処方箋にまでは踏み込めていないが ぜひともそこに触れた続編を書いてもらいたいものだ。 ほどよいエッセイ著者自身があとがきで指摘しているように、新書用に書かれた、最新の思想を寄せ集めたエッセイ。 いろんな思想家が列挙されているので、本全体の趣旨よりも、そちらの方に興味が行ってしまう。 そうした意味では、よい入門書である。しかし、新書向けに書いたという割には本書に対する筆者の 思い入れは深いようだ。だとしたら、著者は本書の主題を、得意の「ラカン」を一本の軸にして書くべきだったのではないか。著者はラカン派を名乗っているが、著者は厳密なラカンのテキストクリティークを いまだに行っていない。そればかりか著者は定義のないまま「臨床社会学」という用語を用いている。 著者の書く物は面白いだけに、今後この二点をアカデミックな世界の作法でで明確にしてほしい。 また著者は「処方箋」というが、事後性を特徴とする精神分析に処方箋がかけるのか。この点がクリアにされれば本書にオリジナリティが出ただろう。 もっと勉強しましょうラカンの精神分析をネオリベラズム分析に当てはめようと頑張った本だけど、ラカンの精神分析自体の理解が不十分なので、ネオリベラリズムの分析にも切れがない。ジジェクがネオリベラズムを分析した事例を徹底活用すればもっとおもしろい本になったはず。といっても東大にはラカンを理解している人が昔も今もいないので、著者に対して「ラカンを理解してから社会学に適用せよ」と言っても環境が悪かったとしか言いようがなく、著者を責めることはできない。例えば、雑誌『Becoming』の新堂粧子氏の論考群を読んで勉強することを著者には勧めたい。 同じテーマの商品を探す
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