トビウオのぼうやはびょうきです

- 金の星社 価格 ¥ 1,260
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トビウオのぼうやはびょうきです


金の星社

価格(new/used): 1,260 円 / 196 円 より
発売日: (1982-07) アマゾン売上ランキング: 303894 位
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[ユーザーによる評価] 平均評価: 4.5 / 総数: 4件

小さい頃読んだもので・・・
なぜか十年以上たった今も頭に残っている本。読んだときは意味なんてほとんどわかっていなかったとおもうが(低学年だったから)非常に胸が締め付けられるような感じがした。どこか理不尽な感じ、すっきりしない感じがして、なによりどうしてトビウオの子は病気になったのか?それが知りたくて母に聞いたり、後ろの解説を読んでみたりした。
当時は難しい単語なんてほとんど知らない幼児だった私だが、かろうじて「お船の事故」「灰」とかいうことだけを記憶できた。
その後「福竜丸」という単語、それの意味するところを知ったわけであるが、そこに来て初めて「トビウオ〜」の意味がわかった。単なる昔の事件が私の中で重く、存在感を示すようになった瞬間であった。
あのなんともいえないラスト。それが私の記憶に残る原因だったのだろうか。この本は物心ついてから今までの中でいつも気にかかる本だった。
こういう本こそ幼児には読んでもらいたい。そのとき意味が判らなくても、あとでこの本はその子にとってとても重要な本になると思う。
命の大切さ
これも小学校の教科書で出会ったお話です。当時1年生か2年生だったのですが、とても記憶に残るお話だったからです。
戦争とは、核兵器とは、平和とは、そして命とは、、、。第五福竜丸の悲劇を、ちいさなトビウオのぼうやとその家族に喩えて描いています。ぼうやは人間の行った核兵器実験により降った「死の灰」を浴びてしまい、重い病気になってしまいます。「何も悪いこと等してないのに何故、、!?」と何度読んでも胸がさかれる思いがします。一体誰を、何を憎んだらいいのでしょう?重い病の床で、我が子の変わり果てた姿に泣く母トビウオに、ぼうやは語りかけます。「泣かないで、おかあちゃん。ぼくね、げんきになったらおとうちゃんを探しに行ってあげるよ。」このシーンはとても切なくて、何度読んでも涙がこぼれます。戦争の悲惨さ、むごたらしさを教えるのにとてもいい本です。小さい子でも、充分理解できます。
子供の頃みんなでないた作品
小学校二年のとき、教科書には載ってなかったこの作品を若い男の先生でしたが、プリントしてみんなに配り、国語の時間を使って勉強しました。出かけたまま帰らないとびうおのお父さん、原因のわからないとびうおの坊やの病気、まだ子供だった私たちに水爆実験や、第五福竜丸の事件は知らなかったけれど、読み進むたびにみんなぼろぼろ泣いていました。とびうおのぼうや、かわいそうだけでなく、核兵器の残酷さについて、深く考えさせられ、二十年たったいまでも忘れられないおはなしです
親子で読んで欲しい本
病気になってしまったトビウオのぼうやを通して、核兵器の恐ろしさを訴えるのがこの本です。
なぜなら、水爆による「死の灰」がぼうやの病気の原因だからです。
爆発もですが、死の灰は無差別に降り注ぎ、その命を奪います。

小さい頃はあまり意識しませんでしたが、大きくなってから読み返し、その恐ろしさ、むごたらしさ、平和にくらせることのありがたさを考えさせられました。
この本は、子供のみならず、ぜひ大人にも読んで欲しい。
原爆投下から半世紀以上が経っても、いまだ核兵器の脅威が存在している今だからこそ。